はじめての小田原さんぽのお目当ては・・・松永記念館。「電力王」とよばれた松永安左エ門の家や収集品を公開している記念館です。
電力王・・・去年、ドラマにもなりましたよね。東京国立博物館で松永氏のコレクション(美しい蒔絵の香合セットetc)を拝見してから、ちょっと気になる存在に。気候が温暖な小田原は、山形有朋や益田鈍翁など政財界の著名人の別荘地も数多く、松永氏も彼らと交流しながらお茶三昧の日々を過ごしたようです。
2月、梅がきれいでした
こちらが、松永安左エ門が昭和21年から25年間過ごした「老欅荘」。シンプルながら丁寧な造りの住まいで、茶室も2室。結構、広かった!備え付けの金庫もありました♪ 中のお写真の掲載はNGなので、今回は外観だけ。国登録有名文化財にも指定されています。
敷地内にあるお茶室では、ちょうど呈茶の催しが
お煎茶とお菓子のおもてなし(入館料+¥500)
お菓子は、「あけぼの梅」。青梅風のぎゅうひで白あんを包んだもの。梅しそもこっそり隠れてましたよ お店はたしか風月堂さんとおっしゃっていたような。
お煎茶は5客で一組。細長いお盆に載せられたお茶碗を一人ずつ、いただきます。流派によるみたいですが、茶托は縦おきに置くのが本当らしい。
お庭にはまだ色がなくて、ちょっぴりさびしかったけれど、きっと今頃は春のお花や若葉ではなやかだろうな。5月には、新茶による呈茶も予定されているみたいですよ♪
小田原市板橋941-1 TEL 0465-22-3635