ミッドタウンのとらやさんでは、いつもすばらしい企画展が開催されていて、楽しみな寄り道場所の一つです。
今は「日本の染め色展」が開催中(3/19~5/31)。京都の染色家、吉岡幸雄氏の協力により、日本古来の色を紹介しています。
吉岡さん・・・以前、色彩の勉強を少ししていた頃、セミナーで講師をしていただいたことがあります。気が遠くなるような手間と時間をかけて、日本の伝統色をつくりだすその熱い思い。力強いパワーを感じました。
その吉岡さんによる展示ですから、期待しない訳がありません!!!
藍や紅花など、本物から生まれる色には、やはりパワーがありますね。生命力が宿るのでしょうか。息を飲むほどの美しさに泣けてきそうで、胸が痛くなりました。
2月の東大寺のお水取りでも、吉岡さんの和紙(椿の花をつくる紅花染)なども奉納されていらっしゃいます。・・・きっとそのうち、人間国宝になられるのでは?
コレ、すきな色合いです
吉岡さん、デパートの催事でも時々登場されてますし(数年前、源氏物語のテーマのときに襲ねの色を紹介されていたような記憶アリ)、都内にもショップがあったはずなんだけど・・・今もあるかな?(銀座の小松アネックスってまだありましたっけ?)
企画展にちなみ、こんなすてきな懐紙のセットがありました!
白の懐紙の間に、色紙をはさみ、襲ねの色を楽しみます。
・・・もったいなくて、当分使えそうにありません(笑)!
とらや ミッドタウン店 HP & okashihime
吉岡幸雄の色彩界「紫のゆかり」 HP