シロ猫ピッピの「おいら物語」

生死をさまようガン闘病中に人間の言葉がわかるようになったシロ猫ピッピの物語。ニュージーランドからお送りしています!

Vol.0292■目指せ1日10回

2007-08-24 | ガン闘病記
夜になるとストーブがつく。おいらのためなんだって。そうかもな、その部屋にはおいらしかいないから。アイツらもアニキもいない。濡れた服があるときもある。
「ピッピのおかげで、洗濯物が乾くニャン。」
って連れ合いが言ってる。そりゃ、どうも。
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例えば・・・・
朝7時半。
9時半。

出かけたアイツが帰ってきて、
11時。
また出かけて、帰ってきて、
3時。
なんかやってて忘れちゃって、
6時。
自分も飯作ったり喰ったり片付けたりして、
8時半。
今度は忘れないで、
10時半。
「もうそろそろ寝なきゃ!」って言いながら、
1時半。

これがおいらの毎日の流動食。
まっ、1日7、8回ってとこだな。1回10cc。時間は適当。
アイツは10回喰わしたいみたいだけど、そんなに喰ったことないな。
この間にも、朝8時半、夜9時とかにライジントランスファーファクター飲んでんだ。
忙しいぜ、おちおち寝てもいらんないよ。

アイツも大変だけど、おいらも大変。
10ccったって苦しいときは苦しい。スルっといくときもあるけどね。
でも、これでどんどん痩せてくのはちょっとよくなったかな?そうでもないか?
太るわきゃないけどね。
タビが1回で喰っちまう量を3日ぐらいかけて喰ってんだぜ、おいら。

もっと喰えんのかどうかはわかんないな。腹が減ってるかどうか、よくわかんないんだ。でも吐いたりはしないから、腹の中にはガンはないのか? ノドにはいっぱいあるけどね。

(あーあ。とうとう撮られちまったカメラ目線写真。流動食喰い終わって、というか流し込まれ終わって、まだ目が白黒してる瞬間。ちぇ。ぬかったぜ!まっ、目ヂカラ写真ってことで。→)

(つづく)


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