シロ猫ピッピの「おいら物語」

生死をさまようガン闘病中に人間の言葉がわかるようになったシロ猫ピッピの物語。ニュージーランドからお送りしています!

Vol.0233■二本足にもノミ取り首輪

2007-03-14 | 猫の海外暮らし
きょうは、すんげぇ雨だった。こういうときはね、家でトイレだ。
濡れてまで外でしないさ。あとはベッドに帰って寝るだけさ。
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ちょっと前だけど、アイツが新聞を読みながらゲラゲラ笑ってたんだ。
なにかと思ったら、「スカイシティー」ってとこにカジノってもんがあるらしい。
もちろん、おいらは行ったことも見たこともないけど、二本足が遊ぶとこらしい。
(なーんだ。新しい年になったときドンパチやってたアソコのことか→)
そこにノミがいるんだと。

遊ぶとこだけど、ずっとそこにいなきゃいけない働いてるヤツがノミに刺されて大変なんだとさ。
そりゃ、そうだろう!
ノミときたら二本足がクルマに乗るみたいに、ひょいひょい乗ってくるからな。
刺されるとかゆいのは二本足も四つ足もおんなじさ。ただ四つ足は二本足みたいに大騒ぎしたり、薬を塗ったりしない。舐めて治すのさ。あとは我慢。

刺されたくなければそんなとこに行かなきゃいいのに、そうはいかないのか?
で、困った二本足のなかには、ノミ取り首輪を足に巻いてるヤツがいるんだとさ。
ほらな、やっぱりいるんじゃないか、こういうヤツ! よく聞けよ、連れ合い。

ニュージーランドの最初の夏は、おいらたちも二本足も初めてのノミにまいった、まいった。
あれは大変だったぜ。とにかく外に出るとノミがくっついてくるんだ。
でも、外に出ないわけにいかないだろ? 

連れ合いはおいらたちのせいでノミに刺されたと、文句タラタラ。
「ノミ取り首輪をしろ!」
だの、
「シャンプーしろ!」
だの、おいらたちにあれしろ、これしろ。

首輪はホントにやられて、まいったぜ。ひどいにおいなんだ。
すぐにアイツが外してくれたけど、気持ちワルくて吐くほどだった。
「そんなに噛まれたくないなら、自分でノミ取り首輪を巻いてりゃいいのに。」
と思ったけど、連れ合いは巻かなかった。でも、二本足でも巻いてるヤツ、いるじゃないか!
いいじゃないか、それで。

まっ、用がなけりゃ、カジノなんて行かない方がいいんだろうな。
(きょうは雨だからこんな感じに見えんだぜ→)

(最初の夏のおいらたちのノミ騒ぎはコッチから。今はいい薬を塗ってるから大丈夫さ!)


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