ノドがくっつくあのコワい感じは、あれからもう1回あった。
でも、アイツもおいらも初めてのときほどコワくなかった。なにが起きたか、わかったからね。そのせいか、そんなに苦しくなかった。こうやってガンに慣れてくんだろうね。
==============================
「ピッピ、どうかニャン?元気かニャン?」
と、連れ合い。どうも連れ合いは『ニャン』ってつけると、おいらたちに通じると思ってるらしいけど、そんなのあってもなくても、一緒だって。単純だよな。
「元気出すニャン、しっかりだニャ~~~~ン。」
しっかりしてるつもりだけど。自分で喰うし歩くし、トイレも行くし寝るし。
ガンの前と変わんないぜ。もっとしっかりしろっ、てことか?
元気はね、いつも言ってるとおり元気なんだ。ただ、ガンだってこと。
「長生きするニャン。」
してるぜ。
「ゴロゴロもいいけど、たまには運動するニャン。からだにいいぞ。」
ゴロゴロ?うんどう?
おいら、四つ足なんだけど。
「風呂入ったり、顔洗ったりもいいぞ。きれいにするニャン。」
ふろ?! んなもんで、きれいになるか? 舐めるのが一番さ!顔なんか、もう一日中掃除してるぜ。ナメナメペロペロ。目ヤニなんかぜんぜんないもんね~。
そっちこそ、もっとキレイいにするニャン、
舐めろニャン!
(↑ちゃ~んと、いつもキレイにしてんぜ。二本足だって「舐めたみたいにキレイ」って言うじゃないか。やってみろよ。あ~、ペロペロ)
「たまには歯を磨いてみるとか・・・」
あの~、おいらもう歯ないんだけど。
「いつも心配してるニャ~ン♪」
そりゃ、どうも。
「優しい飼い主だニャン♪ そう思ってるだろ、ピッピも?」
「・・・・・・・・・」
(つづく)
でも、アイツもおいらも初めてのときほどコワくなかった。なにが起きたか、わかったからね。そのせいか、そんなに苦しくなかった。こうやってガンに慣れてくんだろうね。
==============================
「ピッピ、どうかニャン?元気かニャン?」
と、連れ合い。どうも連れ合いは『ニャン』ってつけると、おいらたちに通じると思ってるらしいけど、そんなのあってもなくても、一緒だって。単純だよな。
「元気出すニャン、しっかりだニャ~~~~ン。」
しっかりしてるつもりだけど。自分で喰うし歩くし、トイレも行くし寝るし。
ガンの前と変わんないぜ。もっとしっかりしろっ、てことか?
元気はね、いつも言ってるとおり元気なんだ。ただ、ガンだってこと。
「長生きするニャン。」
してるぜ。
「ゴロゴロもいいけど、たまには運動するニャン。からだにいいぞ。」
ゴロゴロ?うんどう?
おいら、四つ足なんだけど。
「風呂入ったり、顔洗ったりもいいぞ。きれいにするニャン。」
ふろ?! んなもんで、きれいになるか? 舐めるのが一番さ!顔なんか、もう一日中掃除してるぜ。ナメナメペロペロ。目ヤニなんかぜんぜんないもんね~。
そっちこそ、もっとキレイいにするニャン、
舐めろニャン!
(↑ちゃ~んと、いつもキレイにしてんぜ。二本足だって「舐めたみたいにキレイ」って言うじゃないか。やってみろよ。あ~、ペロペロ)
「たまには歯を磨いてみるとか・・・」
あの~、おいらもう歯ないんだけど。
「いつも心配してるニャ~ン♪」
そりゃ、どうも。
「優しい飼い主だニャン♪ そう思ってるだろ、ピッピも?」
「・・・・・・・・・」
(つづく)