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🅼‐5.病気にならない生き方(5)~「胃相と腸相が教えてくれたこと」から

2022-04-22 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第1章「常識を信じていると危ない!」の「腸相が教えてくれたこと」を要約します。



 人の顔に人相のよし悪しがあるように、胃腸にも胃相と腸相のよし悪しがある。人相はその人の性格が表れるというが、胃相・腸相もその人の健康状態が表れる。

【健康な人の胃相・腸相】~胃であれば、粘膜が均一なピンク色で、表面にでこぼこがなく、粘膜内の血管が透けて見えることがない。腸も、胃と同じようにピンク色をし、非常に柔らかく、大きくて均一性のあるひだが見られる。
【不健康な胃】~粘液の色がまだらで局所的に赤くなったり、はれていたりする。また日本人に多い萎縮性胃炎になると、胃粘膜が薄くなるので、粘膜の下の血管が透けて見えるようになる。さらに、胃の粘膜が収縮すると、それを補うために表面細胞が部分的に増殖するため、胃壁がでこぼこになる。ここまでくるとがんの一歩手前である。一方、不健康な腸は、腸壁の筋肉が厚く硬くなるため、不均衡なひだが生じたり、所々輪ゴムをはめたようなくびれができる。

          肉食が腸相を悪くする最大の理由
 植物繊維がなく、脂肪やコレステロールを大量に含んでいること。肉食を続けていると、腸壁がどんどん硬く厚くなるが、これは植物繊維がないために便の量が少なくなり、その少ない便を排出するために、必要以上に蠕動をしなければならなくなる。つまり、過剰な蠕動運動により腸壁の筋肉は鍛えられ厚く大きくなり、そして、硬く短くなっていく。
 さらに、腸壁が厚くなると、内腔が狭くなる。硬く狭くなった腸の内圧は高くなり、動物性タンパクに加えて脂肪も大量に摂取して腸周辺の脂肪層が厚くなるので、さらに腸壁に圧力がかかる。こうして腸内の圧力が高くなると、中から外に向かって粘膜が押し出される現象が起きる。これが「憩室」と呼ばれるポケット状のくぼみをつくる。
 この段階になると、ただでさえ量の少ない便は腸の中を進むのが難しくなり、停滞便としてたまっていく。この便は、腸壁にこびりつくようにたまるが、そこに憩室があれば、その中に入り込み、さらに排出されにくくなる
憩室やひだにたまった停滞便は毒素を発生し、その部分の細胞に遺伝子変化を起こさせ、ポリープを作り出す。そして、そのポリープが成長し、がん化していく

 腸相の悪化は、大腸がん、大腸ポリープ、憩室炎など様々な大腸の病気を引き起こすだけにとどまらない。実際には腸相の悪い人の多くが、子宮筋腫、高血圧、動脈硬化、心臓病、肥満、乳がん、前立腺がん、糖尿病などのいわゆる「生活習慣病」を発病している。胃相・腸相の悪いということは、体の内部からむしばまれていることである。


※下記は胃腸内部の動画です
健康は腸相できまる - YouTub (https://www.youtube.com/watch?v=hZPc5-cd5dE

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