花を生けたり、物を入れたりできる水盤2点です。文様は、今まで花器や食器に使ってきたものです。ゴスで骨描きした後、ダミをし、部分的に色絵具を使用。粘土は白信楽、焼成は酸化焼成(1250℃/19.5時間)です。
①ゴス幾何文水盤 高5.5、38.5×25.0
②ゴス幾何文水盤 高5.5、38.5×25.0
このような方形を作るときの注意としては、立ち上がりの部分が中に入り込まないようにします。そのために、粘土で作ったとき、立ち上がりの部分を少し外側にカーブさせておく必要があります。その度合いは辺の長さにも影響します。底も乾燥過程で持ち上がったり歪んだりする こともありますので、重しをのせてゆっくり乾燥させます。