虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

原発由来の放射性物質と健康被害について考える-その5-

2012-07-13 11:26:11 | 社会
1~4話で、福島原発の事故は現在進行形の史上最悪の人災事故であることがわかると思います。
こうした史上最悪の事故であるにも関わらず、今だ誰もその責任を取ってもおらず、取らされてもいません。
この事態には、オウム真理教の教祖様もビックリでしょう。
巨悪はサタンに守られているのかもしれませんね

さて、今日は小悪魔の動態について少し検討してみたいと思います。


(6)放射性物質の被害を促進し、被害を矮小化する小悪魔たち

原子力村というネットワーク全体をサタンの組織だとみますと、その中で蠢(うごめ)く小悪魔たちがいます。
今日は、2人の小悪魔をご紹介します。
一人はこの方、中川恵一さんと申します。履歴は顔写真入りで、下に掲載しました。

http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/21.html


「<Dr.中川のがんの時代を暮らす>/24 食品での被ばくは微量 2012年1月29日(日)13:00

 食品に含まれる放射性セシウムの基準が今年4月から大幅に厳しくなります。現在運用されている「暫定規制値」は、東京電力福島第1原発事故直後に定められたもので、食品に含まれる放射性セシウムによる内部被ばくを年間5ミリシーベルト以内にすることを目標としています。新しい基準は、これを1ミリシーベルトと5分の1に引き下げることを目指します。その結果、野菜、肉、魚などの一般食品では、現在の1キロあたり500ベクレルの上限値が、5分の1の100ベクレルに引き下げられます。
 この数字は米国の基準の12分の1という厳しい値ですが、牛乳や乳児用食品はさらに少ない1キロ50ベクレルとなります。飲料水は10ベクレルと、欧州連合(EU)の20分の1、米国と比べれば120分の1となります。
 一方、食品による内部被ばくが実際にはわずかであることが分かってきました。朝日新聞は1月19日朝刊で、福島と全国の家庭で、「陰膳」方式で、食べ物に含まれる放射性セシウムの量とそれによる内部被ばく量を調査した結果を報じています。食卓に並べたものと同じ食事を1食分余計に作ってもらい、3食分をまるごとミキサーにかけた上で乾燥させ、精密に測定したのです。
 3食分の検出値を順に並べた真ん中の値(中央値)は、福島県で4・01ベクレル、関東地方で0・35ベクレル、西日本ではほぼゼロと、予想通りとはいえ、非常に低い数字となりました。福島県の4ベクレルは核実験が盛んだった50年前の食品中の放射能レベルに近い数字です。
 福島での食事を毎日1年間食べ続けた場合の被ばく量は、中央値で0・023ミリシーベルトにとどまり、国の新基準の40分の1以下です。ホウレンソウなどに含まれる天然の放射性物質であるカリウム40による内部被ばくと比べても、その10分の1程度ですから、健康に影響が出る量ではありません。
 食品からの内部被ばくは現在でも非常にわずかですから、新基準に変えても、被ばく量の減少は微量です。しかし、基準を厳格にすることで、福島の生産者は大打撃を受ける可能性があります。福島は、電力と食品の生産地として、東京と日本全体を支えてきました。今後は、東京をはじめ全国が、福島を支える番ではないかと思います。(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)」


この御仁が何故小悪魔なのかは、上の記事内容でわかりますね。
放射能は僅かだから危険でないとおっしゃり、「東京をはじめ全国が、(福島産品を食べて)福島を支える番ではないかと思います」と述べてます。
まぁ、福島産品は安全だから、少々の放射性物質が混入してても”安全・安心”と言っているわけです。
この方の仕事は「緩和ケア」ですから、末期がんなどの患者が”楽にお亡くなりになる”お世話をするセクションらしいです。
つまるところ、がん患者が増えると、お客様が増えて、売上も増えてということなんでしょうか?
ここまで、”安全だぁ!”といわれると信じる人も多いのではないかと思います。


もう一方の小悪魔は、M.r100ミリシーベルトで有名になられた山下 俊一さんです。
ニックネームにあらわされているように、100mSv以下では安全と福島県民を欺(あざむ)いたことで一躍世界の有名人となったそうです。
その経歴、お姿は下記に示してあります。

http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/42.html

100mSvで名を世界に轟(とどろ)かせたのでしたが、その後、色々な方に追及を受け、”そんなことは言ってない”とか前言を翻(ひるがえ)しているそうです。
確かに、山下俊一という方は10mSvでも危険だと医者仲間に報告しており、そのことが暴露されていました。
下のブログがそれです。

http://takedanet.com/2011/06/post_a564.html(「本当に同じ人?! あるアドバイザー(医師)の発言と論文」武田邦彦)

小悪魔が2人だけでは可哀相なので、小悪魔たちのリストを掲げておきます。
仲間が多くて安心でしょう。

http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/13.html(原発業界御用学者リスト)


福島原発事故について色々な情報を探していましたら、次のような海洋汚染図を発見しました。
元ネタはドイツの科学者が発表したものらしいです。

http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11299714845.html(「数十年後の放射能拡散予測地図 太平洋全部が高濃度放射能汚染・・ 福島原発と放射能汚染に関する情報 」正しい情報を探すブログ)
http://www.sueddeutsche.de/wissen/atomkatastrophe-von-fukushima-der-weg-des-verstrahlten-wassers-1.1407442(元ネタ)

こうならないことを祈るばかりですが、現状の日本政府・東電の対応では避けられないのかもしれません。・・・続く。


また、お会いしましょう。


一刀斎は全ての原子力発電所の即時廃止を支持します!





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