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住まいのリフォームと水道工事の大垣設備株式会社社長のブログです。

宏栄精機工業・岩井社長

2006-08-31 17:24:29 | 経営者
一昨日の夜、岐阜県中小企業家同友会が11月8日に開催する「第19回岐阜県中小企業経営フォーラム」の実行委員会がありました。
このフォーラムでは、7つの分科会が設けられます。
私はこのうち第1分科会の担当です。
第1分科会では、八百津町にある宏栄精機工業の岩井社長の経営報告を聞くことになりました。
宏栄精機工業は、精密圧造技術を生かした堅実経営で着実に成長してきた優良企業です。
ところが、地元・中濃地区では岩井社長は「幻の報告者」として有名。
みんな岩井社長の報告を聞きたがっているんですが、めったに引き受けていただけないそうです。
そこを、こわい物知らずの西濃地区のNさんとHさんが「三顧の礼」どころか5回くらい「夜討ち朝駆け」で通い、とうとうOKしてもらいました。


私は、副責任者の立場にありながら役に立ててないので、パンフレットに載せるPR文章作成を引き受けました。
こんな文章を作り、昨日提出しました。

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   「今まさに堅実経営の時代」
 ~経営者としてやるべきことをやるべきときに~

あたりまえのことを、すべてきちんとやること、やり続けること・・・それが岩井社長の堅実経営。宏栄精機工業は、安定供給、納期厳守、品質維持という製造業の「あたりまえ」を徹底しています。一方、「考えて考えて考え抜いたことを、やると決めたら素早く実行する」のも岩井社長の信念。数々の試練を乗り越えてきた岩井社長は、リスクを恐れてはいません。経営者の本当の仕事に気付き、確信できる、そんな報告が聞ける分科会です。
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どうでしょう? 中小企業経営者の方、興味をもたれましたか?
もし、話を聞いてみたいと思われましたら、ビジター参加大歓迎ですので、私にお問い合わせください。


退化する若者たち

2006-08-30 16:13:26 | 健康
丸橋賢著「退化する若者たち-歯が予言する日本人の崩壊」(PHP新書)という刺激的な題名に惹かれてこの本を買いました。
カバーには、「地べたにしゃがむ男、痩せた小顔の女、それは退化だった!? 不登校、ニート、無気力、の身体的原因を解明!」とまであります。
著者の丸橋氏は咬合治療を専門とする歯科医です。

咬み合わせ(かみあわせ)の悪さは、肩や首のコリ、頭痛、吐き気、めまい、耳鳴り、微熱、動悸、ふるえ・しびれ、アトピーなどなどさまざまな身体症状の原因となるんだそうです。なんと、精神・神経的異常の原因にもなるんだとか。

 
そういえば、今年3月、高校の卒業式に行って気になったことがあります。
男子生徒がみんな、ひょろっと背が高く、一様に猫背であること。
不登校にはならず、卒業できた子たちでしたが。

猫背の原因は咬み合わせの悪さだそうです。
その原因は、甘くて柔らかい物しか食べなくなったこと。

この本が訴える深刻な事態を私も憂えます。

ただし、「退化」という言葉の多用には違和感を覚えました。
ポケモンのヒット以来でしょうか、「進化」という言葉が濫用されています。
従来なら、「進歩」というべきところで「進化」という。
「進化」の反対が「退化」だと思うのですが(いや、退化というのは進化の一種でしょうね。要らないものが小さくなるんですから)、これは本当に退化でしょうか?
「進化」だの「退化」だのというのは、何万年、何十万年という時間のスパンで遺伝的形質が変わることだと思います。
現代の顎が細く、小顔の若者たちが産んだ子どもたちに、小さいうちから固いものを食べさせ、十分に咀嚼(そしゃく)させたとしたら、がっしりした顎をもった青年になるんじゃないでしょうか?
「纏足(てんそく)」を強いられた昔の中国女性たちの子孫の足は、たぶん小さくはない。遺伝情報が変化したわけではありません。
こういう食生活や外部からの拘束などによる未成熟や変形を「退化」とは呼ぶのは、学術的には誤りではないでしょうか?








なんて呼んだらいいですか

2006-08-29 09:07:05 | 言葉と文化
甲子園の熱戦が終わったと思ったら、有力選手たちは日米親善高校野球大会に出場だそうです。
斉藤投手と田中投手が、「まーくん」、「佑ちゃん」と照れながら呼び合っていました。
これは、監督の命令で、名字で呼び合うことを禁じられているからだそうです。
なんせ急造の寄せ集めチーム。早く仲良くなって、お互いの意志疎通がしやすくなるようにとの配慮からだそうです。

TVニュースでこんなシーンを見て、ウチの社員が同じようなことをやっているのを思い出しました。
大垣設備はたった二十数名の小さな会社ですが、そのなかではリフォーム工事や水道本管工事を担当する工事二課が9名を擁する大部隊。
彼らは、「タカちゃん」、「マッちゃん」なんて呼び合っています。これは、彼らが自分たちで決めたルールです。
目的は、日本選抜高校野球チームと同様のようです。

そういえば、私が大企業のサラリーマンだったころ、「『さん』付け運動」が指示されました。
もっとも、私は研究所勤務だったので、もともと「さん」付けが普通でした。「○○主任研究員」、「○○主幹研究員」なんて呼びにくいですから。
結局、所長を「さん」付けに変えたくらいでした。

ニックネームで呼び合う当社の工事二課は、いい雰囲気だと思います。
しかし、社長である私は、決して社員をニックネームで呼んだりしません。
社員ひとりひとりがプロフェッショナルであることを要求している会社です。
プロに対しては敬意を払うべきだと思い、名字で呼んでいます。
女性事務員を下の名前で「○○ちゃん」なんて呼んだことはありません。
ただ、全員を「さん」付けで呼んでいるかというとそうでもなく、30歳未満の人に対してはどうしても「君」付けにしてしまいます。
そこが不徹底ですね。(^^;)


サシヒロ・松本社長

2006-08-26 16:13:28 | 経営者
昨夜は岐阜県中小企業家同友会西濃地区例会でした。
会場は池田町中央公民館。
池田町にあるサシヒロ株式会社・松本修治社長の経営報告を聞きました。
コクヨなどで販売しているオフィス家具や建材を製造している会社です。
大正2年創業という歴史のある会社で、松本社長は3代目です。
でも、そもそもの指物屋(さしものや)から業種が二転三転していて、創業社長と変わりません。

順風満帆な優良企業として広大な工場を建てましたが、その後売上げが急減してどん底に落ちました。しかし、それから立派に立ち直っています。
そんな逆境に立ち向かう心の強さもバイタリティーも、自分にはないものだと思いました。

まだまだ修行が足りません。



精力の善用?

2006-08-24 17:08:11 | 教育
こんな看板を見かけました。
「与えるな 余分な体力 時間と小遣(こづかい)」
青少年に余分な体力と時間と金を与えると、悪いことをしでかすゾ、ということらしいです。
さて、どこが出してる看板かというと、柔道の道場のようです。
柔道に打ち込めば、くたくたになって、遊ぶ時間もなくなって、悪いことをしなくなるんでしょうか?
う~ん、ひとつの考え方ではありますね。
「精力の善用」なんて言葉を聞いたことがあります。
中学校の部活にも、そんな意義を見出している大人は多いでしょうね。
まあ、そうはいっても、高校や大学の運動部員が不祥事を働いて、しょっちゅうニュースになるわけで、スポーツやってりゃ悪いことはしないというのは幻想のような気がしますが。(^^;)

この道場主は、道徳教育なんて信じないリアリストなのかもしれませんね。