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住まいのリフォームと水道工事の大垣設備株式会社社長のブログです。

これは何でしょう?

2011-06-30 14:11:00 | 言葉と文化
これは何でしょう?

昔、ときどき見かけたものですが、このごろ見ることはありません。
どこで、見たっけ?
小学校の職員室?
郵便局?
市役所の窓口?
たぶん、普通の会社のオフィスにもあったかと思います。

黒板消しではありません!




実は、ブロッター、または吸取器といいます。
Wikipediaによると、

「万年筆で筆記した後、ブロッターの曲面を滑らぬように押し当てることで、余分なインクが吸取紙に吸い取られる。万年筆以外にも印鑑の朱肉に用いることもある。吸取紙は別売りされており、ある程度インクを吸って汚れた紙は取り替えることができる。」

さらに、

「万年筆が筆記の中心であった時代には公共空間などで多く見られたが、近年はボールペンなどの普及に伴ってブロッターも使われなくなっている。」

これ、もともと私の私物です。
たしか、大学2年生のときに買わされたんです。
「図学実習」という教養科目の授業で使うために。
当時、製図には、「烏口(からすぐち)」という道具を使っていました。
(先っちょを研ぐのがめんどくさかった!)
「ロットリング」という製図ペンが出回っていましたが、授業で使うことは許されませんでした。
インクではなく、墨を擦って使いました。
線を引いたあと、このブロッターで押さえたんでしょう。

それ以来、ずっと使いませんでした。
工学部でも応用化学系だったので、製図は不要でしたから。

12-3年前、会社の経理を自分でやるようになりました。
(今でも、私の仕事です。)
勘定科目の仕分けで、ゴムスタンプをペタペタ押します。
また、小切手を切るときに、ハンコを押します。
インクや朱肉が手につくので、このブロッターを家から持ってきました。

吸い取り紙のスペアも私物でした。
最後の1枚になったので、大垣駅前通りにある品揃えの豊富な文具店に行きました。
でも、売っていませんでした。
それで、たぶん10年間くらいそのままでした。
こんな具合になってしまいました。



そうだ、通販がある!
と、今になって気が付きました。
事務用品は、何年も前から、ほとんど通販で買っているのに。

で、通販で取り寄せた新しい吸い取り紙を取り付けました。

わあ、きれいだ!



そうそう、専用の吸い取り紙が売られているのですから、ブロッター本体も売られています。
コレクトという会社のサイトをご覧ください。

『杯洗』って知ってますか?

2011-06-29 08:45:00 | 言葉と文化
昨夜は、岐阜県中小企業家同友会西濃地区会青年部「せいゆう会」のマナー講座が、大垣市屈指の料亭「助六」で開催されました。
講師は、女将の中村智景さん。
私は、メンバーではありませんが、会長のTさんから誘われて出席しました。

私が今の会社に入り、社長である父の代理のような形で宴席に出て面食らったのが、「ご返杯」。
ある材料屋さんが、取引先を集めて開く、いわゆる「店会(てんかい)」(?)ででした。
材料屋の社長さんが、酒を注ぎに回って来られるのです。
そして、同じ杯で、交互に注いで、飲むわけです。
わが国に、そういう風習があるとは知っていましたが、40歳にして初めての体験でした。

サラリーマン時代、会社の忘年会や送別会などに何回も出ましたが、同じ杯で交互に酒を飲んだりした記憶はありません。
来社されたお客様をもてなす宴席に出たときも、それぞれの杯を使っていたはずです。

正直言って、あの「ご返杯」って、不衛生で、イヤです。
あの社長さんは、わずかな飲み残しを灰皿か何かに捨て、口をつけたところを親指の付け根あたりで拭き取ってから、「ご返杯」されていました。
そういうものかな、と私もマネをするようになりました。

でも、本当は、「杯洗(はいせん)」があるべきなのです。
杯洗というのは、その名のとおり、杯を洗うために水を入れておく器です。
昨夜は、実物を見、実演をしてもらいました。
(なんと出席者には、酒は出ませんでした!)
昨夜出席した人たちは、私より年配の人も含め、ほとんどが知らないようでした。
私は、そういうものがあることは知っていましたし、どこかで見た憶えもあります。
でも、くだんの店会では、出たためしがありません。
(杯洗の中で杯やグラスを水に濡らしたからといって、清潔になるかというと、疑問ではありますが・・・)


酒席でのマナーをいろいろ教わりましたが、私自身、間違ってやっていたことがあるのに気が付きました。
お銚子やビールびんをぶら下げて、酒を注ぎに回っちゃいけないんですね。
注ぐより先に、「お流れ頂戴します。」なんですね。

たぶん私たちの世代で、ちゃんとマナーを身に付けている人は少ないと思います。
私たちより上の世代でも怪しいものですが。


豆乳よ、お前もか!

2011-06-27 16:29:00 | 健康
暑かったので、何か冷たい物はないかと冷蔵庫を開けました。
あったのは、豆乳の紙パック。
すでに、封は切られていました。
そのへんにあったコーヒーカップで一杯飲みました。
それからもう一杯。

あれ?

のどに刺激が・・・

ウソ~!

だんだん、ゼーゼー、ヒューヒューがひどくなりました。
私には果物アレルギーがあるのですが、まったく同じ症状です。
リンゴ、ナシ、メロン、ビワ、モモ、サクランボなどがダメです。
豆乳なんて、関係ないじゃないの!?
果汁でも入ってたのかな?

と、紙パックをよく見ると、果汁は入っていません。
でも、

「ほかの大豆製品に反応しなくても、まれにアレルギーを起こすことがあります。」

なんて注意書きがありました。

これだ!

豆乳を飲んだのは、何年ぶりでしょう。
以前は大丈夫だったのに、いつのまにか、飲めない身体に変わっていたのです。

豆腐も、納豆も、枝豆も、湯葉も、全然オッケーです。

妻が、豆乳入りスープを作りました。
それを飲んでも、なんともありません。
今のところ、生豆乳だけダメみたいです。


地雷除去機に感動!

2011-06-25 11:29:00 | 音楽・美術・映画・TV
NHK BSプレミアムの「らいじんぐ産~追跡!にっぽん産業史~」という番組は秀逸です。
6月23日に取り上げたのは「ショベルカー」。
いろいろな呼び名がありますが、一般的には「油圧ショベル」というようです。
(この番組では、その前身の油圧を用いない機械式のショベルカーも紹介していました。)
Wikipediaによると、「パワーショベル」とか「ユンボ」というのは、もともと商標だそうです。
建設現場では、バックホーと呼ぶことが多いのですが、バケットを機体側に引き寄せるタイプのものをいうそうです。

当社には、小さなもの(ミニ油圧ショベル)ばかりですが、5台もあります。

もともと、油圧ショベルは、フランスで開発されたものだそうです。
それを日本の会社が、小型化し、使い勝手のよいものに、どんどん改良していきました。
また、先端に付けるアタッチメントを、次々と開発したので、レパートリーは膨大です。
建設現場だけではなく、さまざまな用途で用いられています。

感動したのは、日立建機が開発した「地雷除去機」。
山梨日立建機社長である雨宮清氏が精魂込めて開発し、カンボジアやアンゴラなどの現地で指導しています。
このようすは、日立建機のサイトで、ご覧ください。

企業の社会貢献というのは、こういうことだと感心しました。




信用金庫の総代

2011-06-23 16:06:00 | 経営者
今日、大垣信用金庫の支店長が来社されました。
「夏のごあいさつ」と、20日に開催された総代会の出席御礼だそうです。
私は、昨年から、総代になりました。
父の後を継いだ形です。

今日、支店長は、大垣信用金庫の「ミニディスクロージャー」という小冊子を持ってきてくれました。
このなかに、総代会についての説明があります。

総代がどうやって選ばれるかというと、理事会が委嘱した選考委員が候補者を選考します。
理事長は総代候補者氏名を店頭掲示したのち、会員の代表として総代を委嘱するのだそうです。
私の名前が、総代候補者として、店頭に掲示してあったんだ!
気が付きませんでした。(^_^;)

総代の選考基準も載っています。
「地域における信望が厚く」とか、「人格・識見に優れ」とか、ちょっと面はゆい。
「緊密な取引関係を有し」は、その通りですね。
信用金庫は、わが社のメインバンク。
借入金が多い!(-_-;)

「改選時満75歳未満の人」というのもあります。
定年制は、昨年から導入されたみたいです。
でも、平成22年度改選時は、満80歳でした。
(父は、これで辞めさせられました。)
後期高齢者、超高齢者は排除したいようです。

総代の任期は、3年だそうです。
(知らなかった!)
あと1-2年で、メンバーが、ずいぶん若返りそうです。

自治会長なんかも、そうすればいいのに… 
いや、余計なひとことでした。(^_^;)