昨日の8月度彫刻教室に持参したのは、これまでこのブログで進捗状況を報告してきた2体。
まず、聖観音菩薩立像(しょうかんのんぼさつりゅうぞう)です。
蓮台(れんだい)、反花(かえりばな)、框(かまち)という台座をダボで一体化し、
接着しました。
光背(こうはい)という輪っかと柱も接着しました。
この柱は、幅が広すぎたので、先生の指示通り、細くしました。
本体の足の裏にはホゾを接着しました。
蓮台に穿(うが)ったホゾ穴に本体のホゾと光背の柱を差し込むと、こうなります。
「これで完成としていいでしょう」
と先生。
着手から、ほぼ半年かかりました。
入門2年ほどでここまでできたので、いい気になっていました。
そしたら、後から入室してきた若い上級者が取り出したのが、同じサイズの聖観音菩薩立像!
(全然、違う!)
肌はツルッ、ツル。
衣はフワッと風になびいているようです。
自分の未熟さを思い知らされました。
この青年、皆が一目置く技量の持ち主。
しかし、先生、まったく褒めたりしません。
私たちに対するより幾分ぞんざいな口調で、あちこち修正すべき点をきびしく指摘します。
初心者にも上級者にも、レベルに応じた指導をする先生はスゴイ!
私が持参したもうひとつの作品は、不動明王立像(ふどうみょうおうりゅうぞう)。
細部の仕上げを進めました。
小さな部品も作りました。
腕を差し込むと、こんな感じ。
先生にお見せすると、首をもっと長くし、胸の出っ張りを強調するよう指示されました。
左腕がまだ太いので、細くするよう指導されました。
握った手が小さすぎるかと思ったら、このくらいでいいそうです。
それより問題は右腕。
上腕部が彫りすぎて細すぎで、一方、宝剣を握ることになる手は大きすぎます。
「攻めすぎましたね」
と先生。
「教科書には、彫りすぎたら作り直せ、と書いてあったのですが・・・」
と尋ねたら、
「そうですね」
と笑いながら言われました。
そこで、ほかの部材で作り直すと約束してしまいました。
なかなか火不動明王名物の炎光背(かえんこうはい)が着手できません。
まず、聖観音菩薩立像(しょうかんのんぼさつりゅうぞう)です。
蓮台(れんだい)、反花(かえりばな)、框(かまち)という台座をダボで一体化し、
接着しました。
光背(こうはい)という輪っかと柱も接着しました。
この柱は、幅が広すぎたので、先生の指示通り、細くしました。
本体の足の裏にはホゾを接着しました。
蓮台に穿(うが)ったホゾ穴に本体のホゾと光背の柱を差し込むと、こうなります。
「これで完成としていいでしょう」
と先生。
着手から、ほぼ半年かかりました。
入門2年ほどでここまでできたので、いい気になっていました。
そしたら、後から入室してきた若い上級者が取り出したのが、同じサイズの聖観音菩薩立像!
(全然、違う!)
肌はツルッ、ツル。
衣はフワッと風になびいているようです。
自分の未熟さを思い知らされました。
この青年、皆が一目置く技量の持ち主。
しかし、先生、まったく褒めたりしません。
私たちに対するより幾分ぞんざいな口調で、あちこち修正すべき点をきびしく指摘します。
初心者にも上級者にも、レベルに応じた指導をする先生はスゴイ!
私が持参したもうひとつの作品は、不動明王立像(ふどうみょうおうりゅうぞう)。
細部の仕上げを進めました。
小さな部品も作りました。
腕を差し込むと、こんな感じ。
先生にお見せすると、首をもっと長くし、胸の出っ張りを強調するよう指示されました。
左腕がまだ太いので、細くするよう指導されました。
握った手が小さすぎるかと思ったら、このくらいでいいそうです。
それより問題は右腕。
上腕部が彫りすぎて細すぎで、一方、宝剣を握ることになる手は大きすぎます。
「攻めすぎましたね」
と先生。
「教科書には、彫りすぎたら作り直せ、と書いてあったのですが・・・」
と尋ねたら、
「そうですね」
と笑いながら言われました。
そこで、ほかの部材で作り直すと約束してしまいました。
なかなか火不動明王名物の炎光背(かえんこうはい)が着手できません。