今月30日まで有効のTOHOシネマズの映画鑑賞券が2枚ありました。
そこで、昨日、仕事後にモレラ岐阜に一人で向かいました。
ふだん映画を観るのは、日曜日の午前中です。
それは、私の休日が日曜日だけだからです(旅行などの例外はあります)。
午後6時ころに到着。
5時50分開始の「ダンケルク」にしようと思いましたが、発券機が「もう本編が始まっていますがいいですか?」と訊いてきました。
たぶん、まだ、予告編をやっている時間ですが、ちょっと萎えました。
そこで、6時5分開始の「三度目の殺人」に切り替えました。
この映画の予告編は観たことがあります。
あんまり深刻な映画を観たいとは思いませんでしたが、選んでしまいました。
ほかに、ちょうどいい時間帯の映画が見当たらなかったので。
ベネチア国際映画祭のコンペティション部門出品作品だそうです。
「そして父になる」の是枝裕和監督と福山雅治のタッグで挑んだ法廷心理ドラマです。
といっても、実は私、「そして父になる」はピンとこない映画でした。
カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、日本でも大ヒットを記録したというんですけどね。
福山雅治は弁護士の重盛を演じています。
重盛は、法廷での減刑を勝ち取るためなら、真実は二の次という信念を持っています。
そして、強盗殺人の容疑者・三隅を演じるのが役所広司です。
三隅は、30年前にも殺人事件を起こしています。
そして、供述がコロコロ変わり、弁護団は翻弄されます。
被害者の娘・咲江を演じるのは広瀬すず。
私は、「チア☆ダン」での彼女の演技をすばらしいと思いましたが、この映画ではニコリともしない薄幸な少女を好演しています。
ほかに吉田鋼太郎、満島真之介、斉藤由貴、橋爪功らが出演しています。
本当に三隅が真犯人なのか、動機はなんだったのか、最後まで明らかにされません。
モヤモヤとした終わり方です。
裁判官、検察官、そして弁護士は、みんな同じ船に乗り、真実の追究よりも予定通りに事件を裁いていくことで結束した仲間であると、法曹界を批判しています。
裁判員裁判であることも遅延を許しません。
この映画では、最後に判決が下されます。
それで、三隅の刑が確定したかのようです。
しかし、これは地方裁判所での一審でしょう。
これから、高裁、最高裁まで裁判は続くはずです。
続編を作ろうと思えば、作れるはずですが、どうでしょう?
発券機の表示では、ほかに2-3人観客がいるはずでしたが、観客は私一人だけでした。
私の評価は、☆☆☆☆
そこで、昨日、仕事後にモレラ岐阜に一人で向かいました。
ふだん映画を観るのは、日曜日の午前中です。
それは、私の休日が日曜日だけだからです(旅行などの例外はあります)。
午後6時ころに到着。
5時50分開始の「ダンケルク」にしようと思いましたが、発券機が「もう本編が始まっていますがいいですか?」と訊いてきました。
たぶん、まだ、予告編をやっている時間ですが、ちょっと萎えました。
そこで、6時5分開始の「三度目の殺人」に切り替えました。
この映画の予告編は観たことがあります。
あんまり深刻な映画を観たいとは思いませんでしたが、選んでしまいました。
ほかに、ちょうどいい時間帯の映画が見当たらなかったので。
ベネチア国際映画祭のコンペティション部門出品作品だそうです。
「そして父になる」の是枝裕和監督と福山雅治のタッグで挑んだ法廷心理ドラマです。
といっても、実は私、「そして父になる」はピンとこない映画でした。
カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、日本でも大ヒットを記録したというんですけどね。
福山雅治は弁護士の重盛を演じています。
重盛は、法廷での減刑を勝ち取るためなら、真実は二の次という信念を持っています。
そして、強盗殺人の容疑者・三隅を演じるのが役所広司です。
三隅は、30年前にも殺人事件を起こしています。
そして、供述がコロコロ変わり、弁護団は翻弄されます。
被害者の娘・咲江を演じるのは広瀬すず。
私は、「チア☆ダン」での彼女の演技をすばらしいと思いましたが、この映画ではニコリともしない薄幸な少女を好演しています。
ほかに吉田鋼太郎、満島真之介、斉藤由貴、橋爪功らが出演しています。
本当に三隅が真犯人なのか、動機はなんだったのか、最後まで明らかにされません。
モヤモヤとした終わり方です。
裁判官、検察官、そして弁護士は、みんな同じ船に乗り、真実の追究よりも予定通りに事件を裁いていくことで結束した仲間であると、法曹界を批判しています。
裁判員裁判であることも遅延を許しません。
この映画では、最後に判決が下されます。
それで、三隅の刑が確定したかのようです。
しかし、これは地方裁判所での一審でしょう。
これから、高裁、最高裁まで裁判は続くはずです。
続編を作ろうと思えば、作れるはずですが、どうでしょう?
発券機の表示では、ほかに2-3人観客がいるはずでしたが、観客は私一人だけでした。
私の評価は、☆☆☆☆