桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

夏の終わりに ~岩国・広島~ vol. 12

2017-01-13 | 夏の終わりに ~岩国・広島~

錦町 1000 -【錦川鉄道とことこトレイン】- 1040 雙津峡温泉

とことこトレインは、錦町駅から先、全長約6kmの路盤の上を、約40分かけて走ります。
全体的にゆったりとしてスピードですが、途中で下車して撮影する時間などもあります。

とことこトレインの運行が開始されたのは、平成14年。
当時の車両は、山口きらら博で使われていたタイヤ付き遊覧車した。

現在の車両は、2代目にあたります。
愛知万博会場でグローバル・トラムとして使用された、電気自動車。
とことこトレインとしては、平成21年より運行が開始されました。

なので、トレインといっても、線路の上を走る訳ではありません。
線路の敷かれていない路盤の上を通るので、とことこ、というよりは、ドコドコ、という感じ。

まあ、そこがまた良かったりするんですけども。

さて、錦町駅を出たとことこトレインは、いきなりトンネルに入ります。
全長1,796mの、広瀬トンネル。通称・きらら夢トンネル。

トンネルの中ほどに、620mにわたる"光るトンネル壁画"があります。

赤・青・黄・緑・白・桃の6色の蛍光石を使用した、幻想的なトンネルです。

山口県内の大学及び地元小学生、幼稚園児等によって、壁紙が描かれたそうです。











途中下車スポットで写真を撮ったんだけども、暗過ぎていまいち伝わらない。
実際にはこの写真の何倍も綺麗です。

やがてトンネルを出ると、山間の集落を、高架橋で通過していきます。
建設当時は既に車社会となりつつあったので、新線は基本的に高架で建設されていました。



トンネルを出てしばらく行ったところに設置予定駅だった、出市駅。
ご覧のとおり、ホームは完成していました。

線路がない分、ホームが一段高く見えます。





錦川の支流・宇佐川に架かる、赤い橋。

この先、コウモリが生息している第1山根トンネル(全長1,158m)を通過。
当日は、トンネルの出口付近で。たくさんのコウモリの姿を確認できました。
コウモリを撮影しようかとも思ったんだけど、どうも無理そうなので、やめた。

春には満開となるであろう、サクラのトンネルを抜け、いくつかの短いトンネルを抜け。



宇佐川を渡り、短いトンネルをもう一つ抜けたところで、終点・雙津峡温泉に到着します。



最新の画像もっと見る