手抜き工事防止で部署新設?=高層住宅崩壊受け-北朝鮮
【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、金正恩第1書記の病院視察を伝える記事で、馬園春 労働党財政経理部副部長を、国防委員会設計局長と紹介した。国防委設計局は初めて登場する部署。平壌で23階建ての高層住宅が崩壊し、多数の死者が出た事 故を受け、手抜き工事を防止するために新設したとの見方が出ている。
朝鮮中央通信は18日、事故について「住宅の施工をいいかげんに行い、その 監督、統制を正しく行わなかった」と指摘していた。韓国の鄭成長・世宗研究所首席研究委員は設計局について「崩壊事故後、手抜き工事を防ぎ、安全な設計を 徹底するため新設した組織とみられる」と指摘した。(2014/05/19-16:45)
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