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北朝鮮のKH-35ミサイルは一体どこから?

2014年06月20日 | 国際 南北朝鮮
11:23
北朝鮮のKH-35ミサイルは一体どこから?

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のテレビ画像に、ロシア製のミサイルKH-35(3М24 «ウラン»)に驚くほど外観が似ている新型対艦ミサイルが映し出され、アジアの軍事専門家の間で大きな反響を呼んだ。

 KH-35は、現代の戦艦が備える対空防衛システムを凌ぐ能力を持った、効果的でかつ高精度の巡航ミサイルとして知られている。しかし、この兵器が北朝鮮に現れた経緯について、ロシア戦略・テクノロジー分析研究所のカーシン研究員も指摘するように「あまりに謎が多い」。

  このミサイルと共に北朝鮮には、自国の海岸からかなり離れた海上の艦船を攻撃するための、有効な手段が出現する可能性がある。この種のミサイルの改良型の 場合、到達距離は260キロを超える。原則的にKH-35は、射程距離を長くした巡航ミサイルを製造するための出発点として役立つ。そうしたミサイルは、 地上の標的を攻撃する際に利用できるだろう。それを考えると、今回のようなミサイルの出現は、韓国にとって不快なニュースだ。

  しかし、ここで一つ疑問が生じる。北朝鮮は、このミサイルの生産技術をどこから手に入れたのか、という疑問だ。なぜならロシア製のKH-35は、これまで 一度も北朝鮮に供与された事がないからだ。専門家らは、KH-35ミサイル設計の詳細は、このミサイルを以前に買った発展途上国のどこかから、十中八九手 に入れたのではないかと考えている。北朝鮮が、自国の専門家の手元にあるKH-35設計に関する情報と、例えばイランを通じて手に入れた中国のテクノロ ジーを基にして、ミサイルを製造したのではないかと考えられる。イランは現在に至るまで、KH-35と同じクラスのYJ-82を含め、少なくとも4つのタ イプの中国の対艦ミサイルのライセンス生産をしている。

   国際的な制裁措置により孤立の中にある北朝鮮は、自国の軍備近代化のための技術を. 通常とは違った方法で、必ずしも合法的とは言えない形でも手に入れなくてはならない。他方、北朝鮮の最も成功裏に進んでいる、野心的なここ最近の技術プロ ジェクトのいくつかは、イランやパキスタンなど、やはり野心的な軍事プログラムを持ち、軍事技術交流において比較的孤立している国々との直接協力により実 現されてきた。

   そうした共同プログラムとして挙げられるものは、北朝鮮の新型地対空ミサイルKN-06や「ムスダン」など若干の弾道ミサイルだ。少し前、北朝鮮は、イタ リアOTOメラーラ社の76-мм砲の複製である艦載砲の生産を開始したが、それらの設計書類は、恐らく、すでに10年以上同様の兵器を利用しているイラ ンから得たのではないかと予想される。

   現時点で、我々は、北朝鮮のミサイル力に関し何もわかっていない。しかしKH-35について言うなら、それは、高いノイズ耐性を有し、20キロ先の標的を 捕捉する能力を持ったレーダーホーミングが装備されている可能性がある。また効果的なターボジェットエンジンも、KH-35の重要なシステムだ。例えば精 密レーダ高度計のおかげで、ミサイルは海上10-15メートルの高さで飛行できる。ただそうした物は、基礎的なエレクトロニクス・ベースにアクセスした り、特殊な材料や部品が手に入らなければ複製できない。外からの援助なく北朝鮮の工業力で、そうした部品を生産できるかどうかについては、極めて疑問であ る。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_06_20/273737017/



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