英政府、権限委譲拡大でスコットランドに英国残留呼びかけへ
スコットランド省が事前に公表した資料によると、アリスター・カーマイケル大臣は22日に演説し、住民投票で独立反対が多数を占めた場合は10月にスコットランドの主要政党の代表を集めて権限移譲に関する協議を行うことを表明するという。
世論調査では、独立に賛成するスコットランド国民党(SNP)が支持率を伸ばしてはいるものの、独立反対派の優位は動いていない。
スコットランドはすでに、英政府から多くの権限を委譲されている。1999年に議会が再開され、教育や保健、環境問題に関する法律の制 定権が与えられた。ただ世論調査の結果では、より大きな権限を求める住民が多いもよう。今後の協議では、国防と外交を除く大半もしくはすべての政策分野へ の権限拡大などが焦点になる見通しだ。
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