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北朝鮮:打ち上げ予告 ロケット本体を施設に搬入か

2012年03月30日 | 国際 南北朝鮮
北朝鮮:打ち上げ予告 ロケット本体を施設に搬入か

 【ソウル西脇真一、北京・米村耕一】4月中旬の「衛星」打ち上げを予告している北朝鮮はロケット本体を平安北道(ピョンアンプクド)鉄山郡東倉里(チョルサングントンチャンリ)の発射施設に搬入するなど、準備を着々と進めている模様だ。北朝鮮は穀物収穫高の判定や資源探査などのための「地球観測衛星」と発表したが、重量は100キロと小型で、日韓の専門家は「機能を考えると小さすぎる」と指摘している。

 北朝鮮は4月12~16日に「西海(ソヘ)衛星発射場」から打ち上げると発表したが、ここは00年ごろから建設を進めてきた東倉里のミサイル発射基地とみられる。米デジタルグローブ社が28日撮影した衛星写真には、20日の写真にはなかった2台の車両や、向きが変わったクレーンのアームが写っていた。

 韓国の軍事関係者によると、ミサイル本体とみられる物体は分割され、覆いをかけた状態で列車で搬入された。施設屋内で部品の点検整備中とみられ、近く組み立て作業に移行すると予測されている。米専門家らによると、東倉里は自動化が進んでおり、発射台に立て、燃料注入を始めてから数時間程度で発射準備が整うとみられる。

 北朝鮮は28日、打ち上げる「衛星」について「質量約100キロで高度500キロの軌道を回る」と説明し、森林資源分布の調査や自然災害の度合いを調べるほか、気象予報や資源探査のための資料収集にもあたると述べた。

 しかし、韓国航空宇宙研究院の李相律(イサンリュル)航空宇宙システム研究所長は「この程度の大きさで本格的な役割を果たすのは難しく、実用衛星とは言い難い」と指摘した。日本の宇宙航空研究開発機構の的川泰宣名誉教授も「北朝鮮が言う観測機能を満足させるセンサーを積むのは難しい」と懐疑的だ。「衛星打ち上げ」の体裁を取っていても、実態はやはり「長距離弾道ミサイル開発のための実験」との見方が強まっている。

毎日新聞 2012年3月29日 19時56分(最終更新 3月29日 23時32分)


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