フランスの衛星も浮遊物体撮影=機長に不審電話情報-マレーシア機
【クアラルンプール時事】マレーシア運輸省は23日、行方不明となっているマレーシア航空機の残 骸の可能性のある浮遊物体の画像が、インド洋の捜索対象海域でフランス衛星によって捉えられたと明らかにした。インド洋では同日も、オーストラリアなどが 捜索活動に当たっている。
マレーシア運輸省の声明によると、仏提供の画像は、捜索活動の調整役を務める豪当局に渡されたという。画像にある物体の数や大きさ、詳細な位置は明らかにされていない。
不明機をめぐっては、これまでに豪州や中国の人工衛星がインド洋南部の海域で浮遊物体を捕捉。AFP通信によれば、豪当局者は23日、民間機に乗った捜索関係者が豪パース南西沖約2500キロのインド洋上で、荷台やシートベルトなどを見つけたと明らかにした。
一方、英紙デーリー・メール(電子版)は22日、不明機の機長(53)が離陸の数時間前、偽の身分情報で取得したプリペイドの「SIMカード」を入れた携帯電話から電話を受けていたと報じた。(2014/03/23-21:27)
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