北朝鮮、黄海で砲撃訓練=韓国軍が応射
【ソウル時事】韓国国防省は31日、北朝鮮が黄海の北方限界線(NLL)の北側海上で同日、砲撃訓練を行い、一部の砲弾が韓国側に落ちたことを明らかにし た。これに対し、韓国軍は対応射撃を行った。北朝鮮は訓練の実施を初めて事前通知していたが、南北間の緊張が高まる可能性がある。
北朝鮮は31日朝、延坪島や白※(※=令に翊のツクリ)島北方を含むNLLの北側7カ所に訓練区域を設定し、韓国船舶が進入しないよう求めた。最も近い場所では、NLLから約1キロしか離れていないという。
NLLは、韓国が海上の軍事境界線と位置付けている。国防省副報道官は「このような通知をしてきたのは、われわれに対する敵対的な意図があり、特にNLLでの緊張をつくって朝鮮半島の危機の状況を高める狙いがある」と述べた。(2014/03/31-13:43)
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