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スーダン:南スーダンとの全面戦争危惧

2012年04月19日 | 国際 アフリカ
スーダン:南スーダンとの全面戦争危惧

毎日新聞 2012年04月19日 11時13分(最終更新 04月19日 11時38分)

 【ヨハネスブルク服部正法】スーダンのバシル大統領が昨年7月に分離独立した南スーダンを「解放する」と宣言、南スーダンへの宣戦布告とも受け取られかねない強硬姿勢を示したことで、全面戦争突入を危惧する声が国際社会で高まっている。

 衝突拡大の背景にあるのは、両国国境地帯にある油田地帯ヘグリグを巡る石油権益の分配問題だ。南スーダン軍は今月10日、スーダン側のヘグリグを制圧した。これに対して、スーダン軍は南スーダン・ユニティ州の州都ベンチウなどを空爆している。

 ヘグリグはスーダン側の原油生産量の半分程度を占めるとされ、南スーダンによる実効支配を許せば、スーダン経済への影響は大きい。バシル大統領がさらなる強硬策に出る可能性は否定できない。

 ロイター通信などによると、バシル大統領は18日の集会で、南スーダン与党のスーダン人民解放運動(SPLM)を「虫けらども」とののしり、「解放は我々の責務だ」と強調した。「今後、数時間のうちにヘグリグの仲間から良いニュースを聞くことになる」などと述べた。

 南スーダン独立以前の旧スーダンは歳入を石油に大きく依存してきたが、油田の4分の3が南にある一方、輸出港へのパイプラインは北にしかなく、南の独立後に石油収入をどう分配するかが課題となっていた。しかし、分配割合の話し合いはまとまらず、南スーダンが今年1月、国内の石油生産を停止。関係は一気に悪化した。

 AP通信によると、南スーダン軍関係者は、南スーダンの首都ジュバ上空を飛行するスーダン軍機が先週目撃されたと話す。また、スーダンのアリオスマン国連大使は「我々は南スーダンの国内深部を攻撃する」と話しており、局地的紛争から全面衝突に発展する危険性が高まっている。



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