対ウクライナ制裁発動せず=EU協定署名でも-ロシア
【モスクワ時事】ロシアのラブロフ外相は10日、ウクライナが欧州連合(EU)と政治・経済協力 を強化する「連合協定」に署名した場合でも、ウクライナへの経済制裁は発動しないとの立場を明らかにした。サンクトペテルブルクでのロシア、ドイツ、ポー ランド3カ国外相会談後、記者会見で語った。
連合協定の政治部分は3月のEU首脳会議の際に既に署名され、残すは自由貿易協定(FTA)を柱とする経済部分となった。ウクライナのポロシェンコ大統領は、次のEU首脳会議に合わせて6月27日にも署名したい考えを示している。(2014/06/11-06:11)