今日のレンズは、シグマの超広角レンズ WIDERAMA YS 18mm F3.5、M42マウント付きです。
レンズ構成 不明
最短撮影距離 0.17m
フィルター径 72mm
重量 299g(実測値)
以前に紹介したマウント交換式のYSシステムのレンズです。YSシステムの WIDERAMA 18mmには開放F値が3.2と3.5の2種類あるようです。このレンズはレンズの絞り表示の上にM(マニュアル)とA(自動絞り)の切り替えスイッチが付いています。YSシステムですので、1970年代前半のころに発売されたものと思われます。
この時代のレンズメーカーの超広角レンズは画質があまり良くないものが多いと聞いたことがありますが、このレンズはどうでしょうか。フルサイズで撮影してみました。
絞り開放では、四隅の光量落ちは少しありますが、画面隅の画質も比較的持ちこたえているように見えます。けっこうクリアでしっかり解像しています。
さすが18mm、近接撮影ではほんの少しだけボケます。
SONY α7+SIGMA WIDERAMA YS 18mm F3.5
以前に紹介したYSシステムの28mm F2.8の写りが、モヤっとした古風な写りだったので心配していましたが、18mm F3.5は意外にも、と言っては失礼ですが、なかなか良い写りをしています。