東京光学のTOPCON RE用の標準レンズ、スーパーDMの時代です。
F1.8なのにフィルター径62mmという大ぶりな標準レンズです。
レンズ構成 5群6枚
最短撮影距離 40cm
フィルター径 62mm
重量 280g
GNという名前からお分かりのように、ストロボのガイドナンバーの連動機構がついたものです。
絞りと距離が連動するため、レンズの繰り出し量が一定ではありません。
遠距離ではヘリコイド動かしても繰り出しが少なく、近距離になるほど
繰り出しが大きくなるという構造になっています。
普通のレンズの感覚でヘリコイドを無限遠から近距離方向に廻すと、急に「ウニョ」と
レンズが繰り出されて最短距離になるという変な感触を体験できます。
このガイドナンバー連動の交換レンズとしては、他にはGNニッコール45mmF2.8があります。同じような構造になっているようです。
このレンズの特徴は、当時の標準レンズとしては最短撮影距離が40cmと短いこと、
前玉が非常に大きいことです。
最短撮影距離40cmは普通より少し寄れますので、結構重宝します。
前玉が大きいのは、トプコンREマウントの口径が小さいため、前玉大きくして
明るさを稼いでいるのではないかと思います。
前玉が大きいため、大きめのボディーにはマッチします。
まだあまり使いこなしていないので、詳しくは分かりませんが、けっこうしっかりした描写だと思います。
E-300+RE GN Topcor 50mm F1.8(マウントアダプター使用)