株式会社ナカジマブラシ 中島謙一 ブログ

工業用ブラシのデザイン・製造・卸売会社の会長ブログ
ビルメン・ハウスクリーニング、実務・ケミカルアドバイザー 中島謙一

家庭用排水管洗浄ノウハウ その②

2012-12-12 17:07:37 | お掃除
 こんにちは。ナカジマブラシの中島謙一です。

 今日の横浜は、曇り・晴れ。最高気温10℃でした。西高東低の冬型の気圧配置により、山陰から北海道までの日本海側は、雪か雨。太平洋側は、晴れて空気が乾燥しています。

 排水管洗浄剤『オーバークリーン』でも、流しのつまりが抜けなかったので、今度は物理的につまりを抜くべく、『パイプクリーナー50』を物置から引っ張り出してきました。フレキシブルワイヤーφ6×5mもので、先端に紡錘型のコイルがついています。握りはプラスチック製で、ワイヤーを配管に送り込み、任意の箇所でねじを締めてグリップを固定。グリップをまわすことにより、コルクの栓を抜く様に、つまりを抜いていくのです。

 流しの下の蛇腹ホースをはずし、床から10㎝ほど立ち上がっている排水管から、ワイヤーを送り込んでやります。配管は、流しから東の壁に向かって、1.5mほど行って、パイプスペースに入るため、向かって右にオフセットして、さらに30㎝くらい行って、パイプスペースを下に曲がって下りています。

 どうやら、この2番目のオフセットが詰まっているようで、パイプクリーナーが先に進んでくれません。止まったところで、固定ねじを締め、グリップを廻して抜こうと試みましたが、歯が立ちません。

 仕方がないので、グリップをはずし、ワイヤーを、軍手の手でつかんでしばらくガシャガシャ前後運動。つまりを点きぬこうという魂胆。これが功を奏しました。しばらくやっていたら、ボコっと云う感触で、。ワイヤーがクランクを抜けて、パイプスペースを下に下りていきました。

 そこで、東側の犬走りにある、排水管点検孔からのぞくと、あるはあるは、油と苛性カリが反応して出来た白い石鹸状(異物が一杯混じっている)が一杯詰まっています。カミさんが割り箸で、私がコーキングへらで。二人してピンポン玉位のを2個、点検孔から取り出しました。あとは、ヘラで細かくカットして、排水孔からお湯を大量に注ぎ込み、その圧力で押し流し、最終枡で、白いカスが流れ終わるのを確認。これで、無事終了

 『パイプクリーナー50』は、¥2,400.-(税別)。レンタル¥2,000.-(税別)/1泊2日。ナカジマブラシHP
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