株式会社ナカジマブラシ 中島謙一 ブログ

工業用ブラシのデザイン・製造・卸売会社の会長ブログ
ビルメン・ハウスクリーニング、実務・ケミカルアドバイザー 中島謙一

美の国あきたへ、蔵元を訪ねる旅 PartⅦ

2016-02-25 16:11:16 | 旅行
こんにちは。ナカジマブラシの中島謙一でございます。

矢島駅から天寿酒造さんまで、ぶらぶら歩いて2~3分アンケートにこたえ、10:10~の酒蔵見学を予約する。若い蔵人さんが予約した20名くらいのグループを率いて、つぎつぎと工場内を案内してくれる。
花酵母を使っているということ、純米と大吟醸とで麹の米への付けかたを変えているということ、精米機は石臼だと言うこと。一生懸命説明してくれるのでありがたかった。

朝絞りの純米吟醸酒生酒と鳥海山辛口本醸造を購入、佐川急便で送る。

こちらでも、酒粕の詰め放題をやっていた。横から見ていると、ちょうど味噌のような色と粘度。1キロのパックにしゃもじで詰めていくのだが、しゃもじから酒粕の塊がなかなか離れない。以外に難しそうだ。味噌のような色は漂白していないからか?

続いて、『出羽の富士』の佐藤酒造店さんへ足を運ぶ天寿さんから、ほんの2~3分。酒蔵開放キャンペーンはやっているが、勝手に見学していってくださいというスタンス。

立派な雛飾りが出ていた。


精米工程も、ご自由にご覧下さい。本当に造り酒屋さんという感じで好意がもてた。こちらも最後の試飲販売コーナーでは黒山の人だかりで、みんなニコニコしながら試飲している。楽しそうだ。

雨が強くなってきたので、矢島町の見学は切り上げ、13:54発の鳥海山ろく線で本荘に戻る。



鳥海山から流れ出し、由利本荘で日本海に注ぐ、『子吉川』。

羽後本荘の二つ手前に、『こよし』という駅があった。
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美の国あきたへ、蔵元を訪ねる旅 PartⅥ

2016-02-24 16:56:49 | 旅行
こんにちは。ナカジマブラシの中島謙一でございます。

本荘駅到着8:30。低気圧が通過するという天気予報で、朝から曇天

由利高原鉄道鳥海山ろく線の切符売り場で、終点矢島までの往復切符を買う。今日は酒蔵開放のためか、途中下車フリーだそうで、100円安い往復1100円。

酒蔵開放に向かう親子連れ、職場の仲間、そんな人たちが楽しそうにしゃべりながら改札口に列を作って、改札が始まるの待っている。

本荘発9:03。2両編成のディーゼル汽動車は、酒蔵開放にむかう人たちであっという間に席が埋まった。秋田おばこのアテンダントが、乗車口で乗客をエスコートしている。おばこもこの車輌にのるのかな、と思っていたらどこかへ行ってしまった。


大きな窓・テーブルに向き合ったベンチシート。なかなか快適な車輌だ。パンタグラフがないのでディーゼル汽動車かなと思ったが、エンジン音が低い、振動も少ない、真っ黒な排気も見えない。ネットで調べたら、やはりディーゼルカーだった。昔の車輌に比べてかなり進化している。

本荘を離れると、途端に雪国になった。

40分の運行で矢島駅に着く



残念ながら雨が降り出していた。駅前のやしま冬祭りが既ににぎわっている。

会場の雪灯ろうが雨にうたれ気温が高いせいか傾いていた。
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美の国あきたへ、蔵元を訪ねる旅 PartⅤ

2016-02-23 16:12:25 | 旅行
こんにちは。ナカジマブラシの中島謙一でございます。

鳥海山は、江戸時代に大噴火を繰り返し、それ以来、明治・大正・昭和・平成と休止している。郷土資料館をでて、はるか南に鳥海をめで、ちょっとやばいなと思う。

郷土資料館から、由利橋に向かう。晴天で屋根の雪が融け、ひさしから音を立てて流れ落ちている。

本日のはたご、本荘グランドホテル。北側の日影には、まだ残雪あり。屋上看板に齋彌酒造店さんの『雪の茅舎』がどこからでも目に付く。

宿に荷を解いて、一風呂浴びに鶴舞温泉にむかう。本荘公園内東南の角。お堀の一角だ。露天風呂・サウナもあり、300円で大満足。


こちらは、石脇地区の『マルイチしょうゆ・みそ醸造元』さん。『鳥海山吟醸味噌』を分けてもらう。帰路秋田駅地下で買った”菊芋”を漬けて食す。大変美味。

夕げは、ホテルのフロントで紹介された和食居酒屋へ。得々セットと壜ビール、それに由利正宗のぬる燗をたのみ、¥2,500.-なり。白子の天ぷらとはたはたの煮つけが美味。こちらも大満足。
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美の国あきたへ、蔵元を訪ねる旅 PartⅣ

2016-02-22 16:06:10 | 旅行
こんにちは。ナカジマブラシの中島謙一でございます。

鶴舞城址をあとにして、城下町らしい行き止まりの多い街並みを北上し、子吉川にでる。

由利橋とその向こうは、上ノ山。川には、真鴨がたくさん浮かんで足ひれを動かしている。北前船の石脇港がこの橋のたもとにあったそうだ。当時は、渡し舟で、対岸の石脇地区と城下側の桶屋町・鍛冶町とを行き来していたらしい。

石脇の、『由利正宗』醸造元”齋彌酒造店”さんにむかう。『雪の茅舎』のほうが有名か。

向かって左が蔵。右が事務所。蔵の中に、また蔵があります。

県道の1本東側の通りに川沿いから入る。自噴井戸があった。酒造りには、良質の湧き水が欠かせない。石脇地区の名は、湧きから来ているのかも知れない。

洗米場から麹室をへて、研究室でこちらの酵母を冷蔵庫の中に見せてもらえました。長年にわたって選別した自家酵母だそうです。チリひとつない木床の仕込み蔵。

昔使っていらした、生酛造りの桶と櫂。これもはじめて目にしました。

とにかくきれいな蔵元。最初に案内していただいた洗米場では、改装直後だそうで大きな明り取りの付いたピッカピカの屋根の下、真っ白な作業服の杜氏さんたちがストップウオッチを片手に作業に取り組んでいた。

藤田千恵子著『美酒の設計』を読み、この蔵元を訪ねたのは、正解であった。

見学の後、裏山にある郷土資料館から、鳥海山をのぞむ。
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美の国あきたへ、蔵元を訪ねる旅 PartⅢ

2016-02-19 14:32:46 | 旅行
こんにちは。ナカジマブラシの中島謙一です。

羽後本荘着11:43。案の定、立ち食い蕎麦屋はない。列車内で既に駅弁をおなかに納めてあったので、さっそくぶらぶらと歩き出す。駅前の花畑町で今日の飲み屋を探す。

プリントアウトしてきた地図によると、本日の見学先『由利正宗』醸造元まで2キロ弱。

時間の余裕があるので、交差点の信号が青になると進行方向を変えて青のほうへ渡る。市役所の脇を通り、鶴舞城址公園に入る。雪は、ほとんどない。

一之丸に近づくに連れ、ちょっとだけ雪が目に付く。

一之丸まで行こうと思ったが、蔵元との予約時刻13:00には先方に到着しないといけないと思い直して、城址公園の散策を中止。

大手門をあとにして、街の北側へと向かいます。


市役所前のお堀には、氷が張っていました。

このあと、街の北側を流れる子吉川の川向こう石脇地区へとぶらぶら向かいました
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