元関心空間 daisaku-otの関心キーワードと関心空間日記

元:長男と漢字検定一級の家族合格への挑戦 ~四字熟語篇~
22年度第3回の漢字検定で家族合格致しました。

平成20年度第三回漢検一級、(八)対義語・類義語問題~その壱~

2009-02-14 00:00:00 | 対義語・類義語
 (八)は全部で十題。問題の熟語十題のうち、漢検漢字辞典の見出し語になっているのは、対義語問題、類義語問題俱に四題ずつで、合計八題です。


掉尾 雇傭 黄昏 恬澹

奢侈 輔弼 落魄 絶筆


 従って、これらの八つの問題は、逆に、それぞれの読みが「ひらがな」で解答選択肢に出てきた場合(「ぜっぴつ」は無いと思うが…)には、意味がイメージでき、更にその漢字熟語を書けなければいけません。

 さて、問題の残り二題ですが、二題とも漢検漢字辞典の見出し語にはありませんが、下付きのところに、小さい字で出ています。


喧擾(諠ではないが…)  繋縛(≒桎梏)


 一方、模範解答の拾の解答熟語は、問題(二)や(四)の書き取りと同様に、全て漢検漢字辞典の見出し語にあります。ですので、満点も取れるかもしれませんが、少なくとも、問題で見出し語になっていた八割の熟語が出来れば、合格できるのです。

 但し、「かくりん」は、難しい。私は、H18-3を受験した際、今回と全く同じ類義語の組み合わせで出ていました。


絶筆≒獲麟


 なので、書き損じがなければ、今回は出来たと思いますが、もし仮に、


涅槃≒鶴林(かくりん)


 が出ていたら、出来なかったです。漢検漢字辞典には、この「鶴林(かくりん)」も見出し語になっているのです。その他、要注意は、「かくしゅ」でしょうか?


鶴首≒翹望

恪守 攫取


 まぁ、これくらい試験中にも、すらすらとイメージできる実力があれば、この問題は、合格または満点が取れるでしょう。