「あとへ」は、
アジリティーなどで、所定の位置に座らせる際に必要だし、
お散歩ときも道を譲ったりするときに便利だし、
写真を撮る場面でも、背景を選んで写真に収めることができます。
なにより、飼い主の横に座る姿は、誰の目にも好感度大です。
犬は対面するように座らせるか、して置いて、
リードを左手で短く持ち、
左足を後ろへ引いて、身体を左後ろへ引いて
犬を誘導しながら、横につけて
リードを持った手で、お尻を押して座らせる。
この際に、右手が肝心。
右手にはおやつを持って、
左手の動きに合わせて、犬の鼻の先辺りに、
右手を持ってくる。
まるで、中腰で日本舞踊を踊っているかのように動く。
o-mama身体ぶきっちょなので、
右手も一緒に動かすのが上手くできませんでした。
何度も試行錯誤するうちに、
右手が上にあがっていたり、動いていなかったりすると
蒼太が、右手に注目しているので、
所定の位置に座らないで、前にかぶってしまうことが判明。
所定の位置とは、
左足のひざに蒼太の頬があたる位置。
前足は、そろえて靴の真ん中ぐらい。
この位置を絶対にずらさない。
欧介は、この位置を適当にしちゃったので、
前回の訓練競技会のときに、
「位置を教えなさい」と言われちゃいました。
只今修正中ですが、なかなか修正が難しい。
欧介にしてみれば、この間までこの位置でもOKだったのに、
これからはダメってどういうことなのさっ!!って感じ?
蒼太は、ボール遊びでも「あとへ」でも、妥協は許さない。
「ココ」って、位置じゃないと納得しない。
まだ、6ヶ月なのに厳しいかも・・・。
でも、わかりやすく失敗させない訓練を心がけたいのです。
他にも、「ヒール」と「ディス」を教えています。
これは、ボールを使って、o-mamaを中心に
時計回りが「ヒール」
逆が「ディス」
アジリティーで使うらしい・・・?
欧介は、かっ飛ばないので、必要なかった言葉だけど、
蒼太には必要になりそうなので、今から準備です。
まずは、「ヒール」から教えたので、わかってきた様子。
先週より、「ディス」を教え始めました。
動きのあるコマンドは、楽しいらしい。
蒼太は、よくやってくれます。
飽きるって言葉は、蒼太の脳には無いのかなぁ。
何事も一生懸命で、
ひたむきに、こちらの言おうとしていることを、
理解しようとしている瞳に、冷静に見つめられると、
なんだか、o-mamaの器の大きさを測られているようです。