りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『大名古屋らくご祭 SWA』

2009-12-10 10:13:22 | 落語会レポ
『大名古屋らくご祭 SWA』
2009年12月9日(水) 19:00

三遊亭白鳥 「マキシム・ドのん兵衛」
柳家 喬太郎「柚子」
仲入り
春風亭昇太 「オヤジの王国」
林家 彦いち「青畳の女」

まずは、4人がお揃いのSWA着物で登場!
客席、一気に興奮に包まれる。
今日はそれぞれの代表作をかけられるとのこと。
ワクワク。

白鳥師匠、
「マキシム・ドのん兵衛」はラジオで聴いたことがあります。
生高座はやっぱり迫力ありますね。
相変わらず、はじけまくりの元気な高座。

喬太郎師匠、
「午後の保健室」が聴きたいなと思っていて、
季節の演目をと言われたので、一瞬「ハワイの雪」を期待して、
・・・「柚子」でした。
三題噺の名手である喬太郎師匠、
'憂鬱'・'男色家'・'ゆず湯'の三つのお題から、こんな噺が作れちゃうのもすごいけど、
ありえない設定なのに、最後まで聴き手を引っぱっていく芸の力に、ほんと感動です。
喬太郎師匠、
お題のひとつ'男色家'の言葉の響きと字面がイヤで困られたらしく、
アングラ風に作るとお客が引く、
オカマを演じれば笑いは取れるけど、師匠自身が面白くない、
ということで、
ホモもオカマも出さずに作ろう…の結果だそうです。
お見事。

昇太師匠、
「今日、誕生日なんです」
50歳になられたそう、若くみえますよね。
「愛犬チャッピー」など聴きたい噺色々あったのですが、知らなかった演目でした。
50歳になっても可愛くてハチャメチャに面白い昇太師匠でした。

彦いち師匠、
こんな女の子、いそうな気がしてくるから不思議。
すごく楽しそうに演られるので、こちらまでウキウキ。

最後にもう一度、4人がSWA着物で舞台に。
会場みんなでハッピーバースディ歌いました。
思い出に残る素敵な一夜でした。
コメント (6)
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