りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『春風亭小朝独演会』

2009-12-05 22:00:36 | 落語会レポ
久しぶりに両親と落語会。
そして、久しぶりにキモラク。
12月なのでクリスマスを意識して、黒地に赤と緑のチェックの着物。
帯は母からのお下がり…母が気づいて喜んでました。
帯留はサンタクロース。

『春風亭小朝独演会』
2009年12月5日(土) 17:00
刈谷市民会館

林家 木りん「寿限無」
春風亭小朝 「越路吹雪物語」
中入り
林家 木久蔵「時そば」
春風亭小朝 「試し酒」

昨日、書いたように、小朝師匠は子どもだった私にとって気になる噺家だった。
なのに、今まで生高座を聴いたことがなかったのは、
下世話なことでお恥ずかしいのですが、
小朝師匠が私の好きだった女優さんと別れて、他の人と結婚したあたりから、
急速に興味をなくしてしまったのですね。

で、初めての生高座、聴けてよかったです。
やはり生は違います。

上手さは思い描いていたとおり。
そして、
落語への愛が圧倒的な重量感で伝わってくる。
あぁ、この人は、落語を愛しているのだなぁ。
落語を愛し、落語に愛されている噺家の落語は、まるで惚気を聴くようでもあったけど、
心地よい惚気だった。