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甲武信ヶ岳(千曲川源流)

2016-06-02 | ハイキング

甲武信ヶ岳は3県の川の源流になっている。山梨は笛吹川から富士川、埼玉は荒川、長野は千曲川から信濃川。今日は千曲川の源流を辿って下山する。

千曲川と言えば島崎藤村の「千曲川旅情の歌、小諸なる古城のほとり…」を思い出すロマンに満ちた川で歩くのが楽しみ。

今日は小屋から山頂までの100mを登れば後は一方的な下り。千曲川源流を楽しみながら歩くことにする。

甲武信ヶ岳から毛木平まで下り4時間掛かったが、このルートの登りのCTと同じ。急ぐ時間ではなかったが下りは下手だね…!

甲武信小屋5:40→甲武信ヶ岳6:00→国師ヶ岳分岐6:25→千曲川源流の碑6:40/6:55→なめ滝8:15→毛木平10:00

標高:甲武信小屋2360、甲武信ヶ岳2475、千曲川源流の碑2245、なめ滝1890、毛木平1433

4時20分過ぎに雲海の上に太陽が顔を出してきた。朝焼けも見えて今日も天気がよさそう。

寒いと思って屋外の温度計を見たらマイナス2度。雪でなくてよかった。アイゼンを持ってきていない。

この階段を上ると西沢渓谷に向かう登山道。右に甲武信ヶ岳に向かう。

山頂まで100mの登り。甲武信小屋は湧水の近くに建っている。

山頂はガスが掛かり風もあって寒い。素通り。

真っすぐ千曲川源流に向かう。昨日は右から登ってきた。

ガレ場を降りる。風が強くて寒い。

樹林帯に入り風が弱くなった。

国師ヶ岳分岐。真っ直ぐ進むと国師ヶ岳・金峰山方面。ここも歩いてみたいが右に曲がる。

千曲川源流に下りるがそれ程キツイ下りではない。

千曲川源流とは書いておらず、千曲川水源地標と書いてあった。立派な標識。

ここが源流でかなりの水量が湧いている。飲んでみたが美味しい感じがしなかった。味覚音痴というよりざらついた容器が悪かったようだ?

キレイなシラビソ林だね!

源流の最初からかなりの勢いで流れている。

このコースは千曲川源流遊歩道と言うらしい。

遊歩道にはノンビリできるところも。ツアー登山のグループにシャクナゲを聞かれたがこのコースでシャクナゲを見なかった。彼らは源流コースを登り西沢渓谷に下りるそうだ。十文字峠を通らないのは正解?

一枚岩のなめ滝。30mあるのかな?滑り降りたら気持ちよさそう。

マムシグサが群生していた。普通ならポツンと単独なのだが群生は珍しいとサンコウさん。

これはヘビイチゴの花だそうだ。

林道らしき道に出てきた。確かに遊歩道という感じかな?

この辺りでは源流もほとばしり出している。

大山衹神社。この神様は鉱山の神でもあり瀬戸内海の大三島に立派な本社がある。宝物殿に女性の鎧があり村上水軍の神様だったかも?会社の守り神で何度か参詣に行った。

十文字峠の分岐に戻ってきた。十文字峠コースに比べ源流コースは危険な所もなく、優しさを感じる登山道だった。

毛木平のキレイな白樺林。サンコウさんが白樺とダケカンバの違いを説明してくれたが?


ベニバナイチヤクソウの大群落。凄いね!

帰りにサクラさんご推薦のパノラマの湯に寄ってきた。ここの露天風呂は今まで見た中で一番大きいのでは?真正面に富士が見られて気持ちの良い温泉だった。ここで蕎麦を食べて一休みして15時半には渋滞もなく昭島に戻ってきた。

シャクナゲの時期に念願の甲武信ヶ岳に登れて満足の二日間だった。今年は長年登りたいと思っていた山に挑戦しているが、何となく順調に歩けている感じがする。さて次は何処に行こうかな?


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