今日は国立劇場で歌舞伎を見てきた。正月は御目出度く楽しいものが上演されると単純に考え、見るなら新春歌舞伎だろうとノコノコ出かけた。
少し前に新聞で一月歌舞伎の記事が出ていたが正月歌舞伎は歌舞伎座、新橋演舞場、浅草公会堂と国立劇場の4カ所で行われていて、国立劇場の劇評は余りよくない。キャンセルしようとしたがインターネットで予約し、クレジットカード決済の場合は直ぐ引き落とすのでキャンセルできないと言われた。今後注意。
三千両初春駒曳はパンフレットによると150年ぶりに復活上演されたとのこと。織田信長の死後の家督相続争いを題材に高麗国の女性や名器の剣、吊天井などがでたり、物語が奇想天外で場面がクルクル変わり、演出の関係で劇評が悪かったのかもしれない。
尾上菊之助が女形と男形?の二役やっていたが女形は声を変えて若い女性に似た声を出しているのにビックリ。歌舞伎を見るのは今回で3回目だが宝塚のように男役と女役はキッチリ分かれているのかと思っていたが歌舞伎は誰もが女形をやるんだ?
今日は初めてイヤホンガイドを借りたがこれが抜群に良い。もし借りなかったら全く分からなかった筋書きだったと思う。また鳴り物で波や風、争い等の情景を表していたり、役者の登場の仕方の種類などを知って参考になった。
回り舞台、暗転、幕の切り落しなどもイヤホンガイドの解説で結構楽しめた。今回は2500円の席だったが1500円の席より若干前との間隔があり4時間の上演時間楽だった。両脇が若い女性だったので真面目な老人を演じてきました。
演目は今年の午年にちなんだものだそうだが、当然馬が主役でない!
歌舞伎の正月はもっと派手な飾りつけと思ったが何時もと余り変わり映えしない。
吉徳の特製羽子板が飾ってあった。
この馬は幕と一緒に上に上がって行った。
イヤホンガイド650円、助かりました。
国立劇場の歌舞伎はこれが最後かな、次は別の劇場で?
出来れば両国の江戸東京博物館に飾ってある助六が見たい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます