勉強の話ばかりでごめんなさいね.だんだん子供達と一緒に勉強するのが楽しくなってきちゃって,次はどんな手段で興味をそそらせようか?とそんなことで頭の中がいっぱいな母なのです….まあ楽しんでいるのは私だけで,子供達はどうだか知りませんが….
1年生の漢字を終了してからまた4ヶ月経ちました.
そして,この4ヶ月間で小学2年生の漢字を終了しました.
先生から「もう重要なポイントはしっかりお母さんに教えましたから,もうお母さんだけでも十分教えていけます.そろそろ私から卒業ですね.」といきなり卒業宣告されたのが3ヶ月前.
焦ったわねぇ~!そんなもん,この先ど~やって3年生4年生の漢字や文章読解を教えていけって言うのよぉ~!絶対無理!と思いつつも心の準備はしてました.
「とりあえず,この夏.この夏の里帰り期間中に遊び呆けてないで,今まで習ったことの総復習がきちんと出来ているか確認だけでもお願いします」と縋り付いて懇願.「復習できていない=母親が怠った」ということで,私が叱られることになるので,自分をこういう境地に追いやらないとなかなかやる気って出ませんからねぇ~.
ところが先生,最近になって息子の相当なお喋り好きということにお気づきになり,「9月からは日本語スピーチ力強化」しつつ,3~4年の漢字も一緒に進めていきましょうということになりました.
しかし,息子のお喋り好きはここ2ヶ月ほど前から問題になっとりまして,学校担任から「授業中に私語が過ぎる」と連絡が入るようになり始めたんですわ.息子に「あんた,先生が話しているときにもずっと喋ってんの?」と聞いたら,「いいや.僕ぜ~んぜん喋ってないよ」と自覚症状無し.まあね,この私が小学生のときからず~~~っと,通知表に「私語が多すぎる」と書かれ続け,始めは自分が喋っている自覚すらなかったのに,だんだん「静かにせい!静かにせい!って口があるのに,静かにせんといけん意味が分からん.」とか言ってた小学校時代….
高校生のときなんて人がいい気分で喋っている後ろから「煩いっ!!」って副担任に出席簿で頭おもいっきり叩かれたことだってあるしねぇ.ほんと,血は争えんなぁと息子を注意する気にもなれず.
まあね,日本語先生が以前「お母さんがよく喋るお宅のお子さんは,言語習得が早いんですよ!」と断定されたので,「な~んだ,私語が多い,私語が多いって注意され続けてきた人生だったけれど,こんなに素晴らしい利点もあるんじゃないの!!この年になって初めてそれを教えてくれた人と出会ったわ!」と大喜びしていたのがほんの数ヶ月前(汗).
旦那に,「息子,今日も担任に注意されたわ」と報告したら,「まあな,俺も授業中に私語が多いって,しょっちゅう学校から母親に連絡がいってたから仕方ないかもなぁ」と旦那.
お前もかっ!!という具合.
「あの(息子の)担任は物静かな,それこそ一言も喋らないような生徒が好みやからな.このNYで育つ以上,静かな大人しい子が良い子とは限らん.別に気にせんでええ.今度お前に連絡入ったら,『バイリンガルで育てるには,私語が多くて,これくらい口煩くないといけないんですってよ』って言ってやれ(この担任は現在4歳の息子さんを絶対にトライリンガルに育てると言っているが,全然成果が出ていないと愚痴っている)」と….ああ,旦那(も?)ああ言やこう言うタイプなんだわ….
まあ,「お前の躾が悪いから担任から注意されるんや!!」とでも言われると辛くなるだろうけど,こんな風に言ってくれるだけでも気がラク.でもこんな親でいいのかしら・・・とも思う.
ともあれ問題は,夏が終わったら息子は,バリッバリの岡山弁になっているに違いないから,日本語先生ビックリすると思うってこと….
「でぇれぇ あっちい(とても暑い)」
「なんしょん?はよ せぇ~や!(何をしているの?早くしなさいよ)」
「すっげぇ でっけぇ カブトムシが おったんじゃ(凄く大きなカブトムシがいました)」
「おえん(ダメだ)」
などなど.
こういう言葉,園の子供たちがバリバリに使うのよねぇ~.去年も息子にすぐうつり,こういう言葉で話すのが楽しいのか,男らしいと思うのか何なのか,やたら強調して使うんだわね…(汗).
ともあれ,「将来は言葉で戦う人になりたい!」と言ったりする息子にはぴったりのレッスンなんじゃないかと,母さん期待しております.
大好きな日本語先生とジャズ(ワンちゃん)と一緒に.