NY近代美術館(MoMA)で特別展示されている「ピカソ彫刻展」。
母親の勘で、絶対に娘は好きだろうな・・・と思ったので、
子供達を連れて行ってきました。
案の定、娘、大喜び♪
作品を見て、「これ、な~んだ?」と聞くと、
あれやこれやと彼女の見解を述べます。
それが面白いの何のって!!
結構的を得ているのです。
途中から白人のご婦人3人が、
「この子の解説を聞くのが面白い!」と、
ず~っと娘の後を付いて回るほどでした(苦笑)。
これは確か、「男の人の顔で、
大きな口だから、よく喋るか嘘つきね~。」と言ってたはず。
これは「シャイな女の人」なんだそう・・・。
娘の見解です・・・。
他にも、こんなのや、
こんな可愛いのも。
これまでも子連れで何度も訪れている近代美術館。
実は息子がプリK(年中)の時、美術の先生に尋ねたんです。
「NYにいろんな美術館や博物館がありますが、
これくらいの年齢(3~5歳)の子を連れて行くのに、
お勧めのところってありますか?」と。
すると先生、躊躇うことなく言ったのが「MoMA」だったのでした。
正直、私自身が近代美術が理解出来ないのに、
子供を連れて行って大丈夫なのかな~?と不安なことを打ち明けると、
「近代アートは、大人よりも子供のほうが理解出来て楽しめるものなんですよ。
必ず好きな作品を見つけます。子供の視点って素晴らしいんですよ。」
と、モヒカン頭の凄いアート教師にアドバイスを受け、
半信半疑で連れて行ったのが始めです。
でも、本当だったな~・・・と今になって思います。
常時展示されている絵などは、もう息子もアーティスト名を覚えていて、
フリーダ・カーロ、アンリ・マティス、
ゴーギャン、ピカソ、クリムト、シャガール、
アンリ・ルソー、ゴッホなどは、
パッと絵を見て、自然と誰の絵か答えられていたので驚きました。
8歳くらいでも、絵の色やタッチの違いって、
見分けがつくんだな~・・・。
私が8歳の時なんて、さっぱり分かっていなかったどころか、
アーティスト名すら知らなかっただろうな(興味も無かったけど)・・・、
なんて思ったりするのですが、
やはり何度も訪れた結果なのかな?と思います。
やっぱりピカソは人気のようで、
この日も凄い人でした。
これはピカソじゃないですけど・・・。
絵の意味を考えている息子。
マンハッタンの絵ですけど、さて何でしょう?
楽しい芸術鑑賞でした。