息子(5歳)の日本語習得の様子.
習慣の違いや言葉,誰も知らないところへいきなり放り込まれて(体験入園),慣れるまでに1週間くらいはかかる.
10~14日後からは随分楽しそうに園で過ごすようになり,お友達と抱き合うように取っ組み合ってふざけて遊んだりもしているらしいし,クラスで一番問題の男の子とも,ケラケラ笑いながら楽しくお話していることが多いということだった.日本語も躊躇うことなくすぐに発するようになったのはこの頃から.
「ほんまに」「いけん」「いらん」「知らん」という岡山弁も出てくるようになっていた(苦笑).自然と発する言葉の7~8割が日本語になったと思う.と同時に娘の日本語量も増してきた.
日本語習得を大きな目的と考えるのであれば,5歳での里帰りは大当たりだったと思う.前回の里帰り(息子2歳)のときも思ったけれど,2歳(娘)はね,正直何処へ連れて行こうにも中途半端な年齢.年齢制限に引っ掛かったり,私から離れられなかったり,親も一緒じゃないとダメだったり,そんなのばかり.まあ日本の家族や親戚へのお披露目目的だね.
息子が日本語を躊躇うことなく発するようになってからはあちこちに子供らを連れて出向いていたのだけど,あちこちで簡単に言われるのが「へぇ~,お母さんが日本人だったら,外国に住んでいても子供って日本語が普通に話せるものなんだねぇ」ということ.結構あっさり言われる.
とても複雑な気持ち….
海外で子育てしている人なら誰もがわかってくれる気持ちだと思うけど,いちいちツッコムのは面倒だから「はぁ,そうなんですかねぇ」とだけ言ってるけど….
そんな簡単なもんじゃねぇ~~!!と内心思ったりもする….
子供の発する言語容量によって,英語を盛ったり差し引いたり,日本語盛ったり差し引いたり,結構気を付けながら日常会話してるよねぇ?
絵本を読む量も日本語と英語とだから結構読んでるほうだと思うけど….日本に来てから絵本もそろそろ100冊ほど読んだよ.
息子の日本語が定着してきた分,今度は英語力を落とすわけにはいかないので,私は会話の殆どが英語オンリーになっている日本生活.NYでは「母さんは日本語しか話さない人」と徹してきたのに,日本では「母さんは英語を話す人」と立場が逆転する.
バイリンガルに育てるのはラクじゃない!!と先輩ママから聞かされていたけれど,本当にそう思う.
「ひらがな」習得に向けて日本で練習させている反面,NYの学校ではPreK(年中)の復習とキンダー(年長)の予習を学校から促されているので,そちらの勉強もビシバシさせなくてはならないし.もうキンダーに向けて足し算引き算,文章書きの予習をしている子が殆どだからね….ボヤボヤしていられない….
あっ,因みに,さすが日本には4~5歳児向けの「ひらがな完全マスター」のいい教材が結構あって,助かってる(苦笑).
さてさて梅雨も開け夏本番!
これからが里帰りの本勝負!
頑張るぞっ!!
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