Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

子供の世界の違い

2009-08-01 | 1人育児

簡単なお弁当を持って,近所の広場へ行ってきました.ここは木陰スペースが広く大きなテーブルがあるので,お外でランチには持って来いの場所なんです.

すると,誰にでも声を掛けに行く息子が,近くにいた小学生の男の子にアプローチ.ほんと,どんな子にも「遊ぶ?」「鬼ごっこする?」「ほら?ミニカー貸してあげよっか?」「こんなジャンプできる?」と,こんな具合で接近します.


      で,不思議なことに,大抵どの子も一緒に遊んでくれるの(苦笑).

日本ってね,子供の世界にも「目に見えない壁」みたいなのがあるような感じを里帰り中に受けたんですね.地元が田舎だからなのか,親がそうだからなのか,農耕民族特有の文化なのか知らないけれど….「蔓む」というのはアジア特有の文化だと思うんです.だから,同じグループに属していない子とは打ち解けるまでに非常に時間が掛かる…みたいな….

実は,私の友達の子は除いて,日本で息子が一番最初に友達になった子は,お父さんの研究で岡山に来ていたガーナの子でした.当初は,息子は肌の色の違いも,英語と日本語でのやり取りも慣れているから,彼らとすぐに友達に慣れたのだろう…と思っていたのですが,違う….ガーナの子と息子の間には「目に見えない壁」がなかったからだったんだと,途中で分かったのでした.

ガーナの子達と息子がボールで遊んでいる中に徐々に入ってくるのは,ミッション系の幼稚園に通っている子か(きっと外国人慣れしている?),英語を学んでいる幼稚園児(の親が「行ってごらん」と強く勧める).で,そうじゃない子は仲間に入りたいのに入れなくて,傍でウロウロウロウロしたり,シラ~っとしたりしていて,私が「一緒にやる」と言うとやっと入ってくる…って感じでした.意地悪して,あえて「おいで」と誘わずに様子をみていると,結局いつまで経っても輪に入ってこられないのでした.

でもアメリカは,その日本で感じた「壁」が無いのがいいところ.日本の小学生の子だったら,声を掛けられたとはいえ,2歳児とはまず遊ばないよね….公園も同様.親同士がグループを作って纏まることもないし,「公園デビュー」なんて言葉がまず無い.出会ってすぐに仲良くなれるのがアメリカの公園.その代わり,深入りはしない,比較も干渉もしない.


            「こうやって,お水のところをお尻で押さえてぇ…」


        「パァーッと放すと水圧が凄いんだよ!」とお兄ちゃんたちがすれば,


                「尻をこうするのか?」と真似る息子.

1時間半ほど,お兄ちゃんたちと走って走って走り回って,息が切れてゼイゼイ言っとりましたが,非常に楽しかったようです(苦笑).この後,爆睡していました.

ダダと母さんはやや離れた木陰で食事をしながら様子を見てるだけだったので,非常に楽でした.

ベビーシッターじゃなくて,これくらいの年齢の子を,1日数時間,「公園で遊ぶ」という仕事で(おやつ付き),夏休みの間だけでもいいので雇いたいわぁと思った母さんでした.あっ,でも彼らもまだ保護者同伴の年齢なんだったね…残念…(13歳になるまで,保護者同伴の義務が法律で定められています.日本みたいに3歳で「一人でおつかい」なんてことしたら,警察に連れて行かれます).

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コメント
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