Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

夫の転勤

2008-11-15 | 夫婦・家族

ここ数日バタバタしていたのには,もうひとつ理由があったんです.それがタイトルにあげたこと.

仕事から帰ってきた夫が「転勤の話が出てる」と言ったときには正直驚きました.だって,今の会社を選んだのは「転勤」が無いというのも大きな理由の1つだったんだもの.

「えっ?!転勤あんの?」って言ったわよ.

以前の会社でアメリカ南部への転勤を言われ,上司の方と一緒に私も数日,某州を見学して回ったことがあるんです.手ごろな値段で「庭付き一戸建て」が購入でき,自然も多く,のんびりした雰囲気のその州は,「人間らしい生活」を送るには非常に良い環境だなと思いました.「家庭」を築くことを考えていた私たちにとって,第一歩のように思えたんですね.

だけど,そこは85%が白人の州で,アジア人への偏見が多く,きっと「日本にはサムライがいる」と未だに思っている人もいるような感じ.主人と私は,不動産会社でも,レストランでもホテルでも,NYでは味わったことの無い,物珍しい目で見られているのが分かるほど.その後いろいろ調べてみると,最終学歴は高卒が多く,銃の所持が認められているそこでは,公立中学校で銃乱射事件なども過去にあったことが判明.

そんなこんなで,そこではアジア人は住み難いな(いろんな意味でチャンスが少ない)…という感じを受けたため断りました.と同時に,次に来たのが香港行き.

ウチの夫,オリジナルは中国なんですが,アメリカで育ったせいか全く中国という国に興味が無く…,国際的・政治的・モラル的にいろんなニュースを聞くたびに,「恥ずかしい」と思うみたいなんですね.まあ,これアメリカで育った中国人なら普通な話なんです.

まあ,そんなこんなでいろいろあって(無理矢理纏める),うちの夫,香港にしても中国にしても,旅行で行くのはいいけど住みたくは無い!って考えを崩さない人なので,即お断り.会社としては,広東語を喋るしってことで勧めたんでしょうけど,そんな言語だけの問題じゃないのよ…,彼らの世界って….

で,それをお断りすると同時に辞職を決意.その後,引継ぎの関係もあって,半年間ほどはアメリカ南部の某州を半月,NYを半月なんて生活を続けながら就職活動してました.

で,夫がとてもやりたがっていた仕事のできる会社からの採用があったんです.それ,いま働いてるとこと違いますよ.そこね,月の半分がLAで,半分がNYでのお仕事.マイルは稼げるし,西と東を私も一緒に行き来でき,西と東で私は遊び呆け,面倒なときはNYで夫のいない2週間を家事もせずにダラダラ過ごし…なんて打算的なことばかり考えて1人浮かれていたんですが,やっぱり最終的には夫と真面目に話し合ったんですわ(イヒヒ).

話し合った結果,「夫婦が離れ離れになるのは良くない」という結論になり,その仕事は断って,自宅から徒歩15分の今の職場に就いたわけです(苦笑).

で,話は戻って,

「転勤先って何処?」と問うと,

「アブダビ……」って言ったんですけど…(汗).

「えっ?!アブダビっつった?それ何処?なんか中東っぽい響きだよねぇ~,まさかねぇ~(アハハハハ~)」

続く

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コメント (5)
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