Nyanyahoi's Essay

庭あり、音楽あり、食道楽あり。本館と庭と別館のエッセイ部分をまとめてみます。ブラザーズとpenchiも時折登場。

パンのFixing 

2005-07-11 20:45:30 | food
これは松戸のZopfさんの。このお店では、こうした自家製のパテやバター、クリームチーズなどの塗り物を「Fixing」としてお店のレジの横で売ってる。
fixingって、「つま」って意味なんだって。

昔ウィーンに新婚旅行に行ったとき、ホテルの朝食のビュッフェで、初めてポーションのレバーパテを見かけて「?」って顔をしたら、横の親切な西洋系のおじちゃんが
「レィバー、レバー、ミート、ミート♪」と親切ににこにこ教えてくれて。
「この佃煮うまいよ」なんて言いそうな、旅館の朝食で出会う浴衣姿のおじちゃんみたいで。
種類豊富でうまいウィーンのパンに、これまたおいしい新鮮な(これ、ヨーロッパではみそかも)バターやレバーパテ、ジャムで舌鼓を打ち、延々ブランチタイムまで朝食をとっていた私とこじぱぱに、ホテルの方々もにっこり、コーヒーのお替りをくれたものでした。

そのとき、やっぱりパンをご飯に当てはめたら、バターやジャムやパテは「つくだにや梅干や漬物」なのだとしみじみ感じたのでした。これが「fixing」なのね(笑)


このオリーブの入ったバター、ガーリックなんかもきいて最高。これ、エスカルゴ(なんて家で料理せんが)なんかにもよさそうだよねぇ、うまいよ~ フランスパンに最高。
クランベリーとメープルの入ったクリームチーズもおいしい。

川口のデイジイでも自家製をだいぶ前に見かけたし(たしかアンチョビバターを買ったのよ)、自家製でなくてもレバーパテやおいしいジャムなんかを並べているパン屋さん、増えたよねぇ。
ベーグルやさんの自家製フレーバーのクリームチーズも好き。
イーストリートベーグルズのハラペーニョとか、スモークサーモンの入ったのとかも好き。


おいしい佃煮とおいしいご飯があるとあとはいらないって言うの、パンにも通用しそうだねぇ(=^・^=)


日本パン菓新聞 B-File(Zopfの紹介記事。fixingやカフェの紹介もしています)
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Nyanyahoi特製ルバーブのチーズケーキ。

2005-07-11 20:20:09 | sweets
本館Nyanyahoi's Cafeの取って置きrecipeの中に、ブルーベリーチーズケーキがあるのですが、これは15年来の十八番。

このブルーベリーを、砂糖をまぶしたルバーブに替えてみました。ついでに、ルバーブのピンクをもうちょっと生かしたくて、たまたま入手したレッドカラントの冷凍果実をちりばめてみました。ラズベリーよりは香りに個性が薄いので、酸味と色だけ、お手伝い。
ルバーブの水分はちょっと大目なので、ルバーブたちにコーンスターチも少しまぶしてみました。

このチーズケーキは、15年の間にいろいろフィリングを変えて挑戦してみましたが、ベリー類のような酸味の強いものはおいしかったのですが、プルーンや煮りんごといった酸味のやや少ない重めのものはぴんとこない味わいに。
だから、ルバーブはいける、と思ったのです。

結果、大成功。
このチーズケーキは、一番以上寝かすことで皮と中身がなじんで落ち着くので、1~2日冷蔵庫で寝かせてからお召し上がりを(=^・^=)

1ヶ月近く前のネタでごめんなさい。Nissinワールドデリカテッセンに行ったら、もう信州産のルバーブは姿を消し、代わりにオランダ産が並んでいました。手ごろな国産の旬は過ぎちゃったかな?
こうやってまだアップしてない写真が1か月分近くあります。
時差ぼけボケでお送りしております(笑)


このチーズケーキが乗ってるASさんのさる皿かどうかはわかりませんが、春の笠間の陶芸市で「さる皿、売り切れ」の札を見かけました。人気が出たのかなぁ? うちのブラザーズのかなりのご愛用品なのですが、また彼女の作品が見たい。秋にこうご期待。
コメント (8)
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