だんじりモード

今日で8月も終わり。

今年も3/4が終わったことになる。

歳を取るにつれて、時間が過ぎるのが速く感じるようになったけど、ベビーが生まれてからは、さらに加速したような気がする。

大好きな夏が終わって行く。

夏の終わりを感じるのは…

夏の高校野球が終わった時。

24時間テレビが終わった時。(別に好きじゃないけど。)

ところが！

我が地元はこの頃から血気盛んになる。

それは、だんじり祭が本格的に始まるから。

早くも今週末は試験曳き。

今年はベビーが居るから、少し離れた所から楽しみたいな。

死神の精度

(内容)
ＣＤショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしないーそんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。
一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。
クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

死神シリーズは前々からずっと読みたいと思ってたのに後回しにしてきてた。

先日、単行本が発売刊行されたので、購入して、ようやく読んだ。

伊坂ワールドが炸裂してて、めちゃくちゃ面白かった。

伊坂幸太郎得意の短編集が実は最後に繋がってるっていうパターンも堪能出来たし、クローズドサークル的なミステリーも堪能出来た。

各短編集も長すぎず、短すぎず、いい感じを醸し出している。

音楽好きの死神千葉のキャラも最高にいいなあ…

続編の「死神の浮力」も楽しみや。



★★★★☆

ベビーの様子

気管支炎と診断されたベビー。

先週も夜中に咳き込んだり、痰が絡んだり、ゼーゼーいったりして、めちゃくちゃ辛そうやった。

それやのに、ベビーは平気な顔をして笑顔を振りまいてた。

そして、少しずつやけど、マシになってる感じもわかった。

土曜日、奥さんと3人で診察に行って来た。

先生からもマシになってると言われて、少し安心。

診察の間も待ち時間も終始、おとなしくいい子してた、ベビー。

だから、ご褒美にお風呂のオモチャを買ってあげた。

また、お風呂で一緒に遊びたいな。

麺屋 北野

何度も書いてるが、奥さんはラーメン嫌い。

俺はラーメン大好き。

なので、奥さんが仙台に帰ってる時に、集中的にラーメンを食べる機会が増える。

コレも奥さんが仙台に帰ってる時に行ったラーメン屋。

自宅から歩いて10分ほどの店。

魚介スープということで、前々から気になってた。



味はというと…

期待通りの大ヒット！

ようやく近所で美味しいラーメン屋を見つけた。

一度、奥さんを連れて、食べに行ってみようかな？

奥さんも気に入るような気がする。

昨夜のカレー、明日のパン

(内容)
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだー。
七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。
結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。
なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。


2014年の本屋大賞2位ということで、話題になった作品。

俺には合わへんのんといゃうかなー？と思いながら、微かな期待を持って、読んでみた。

旦那を亡くした妻と義父が二人で同居し続けてる話。

設定的には普通ありえないかもしれないが、ギフ(義父)とテツコ(妻)のほんわかとした性格なら、あり得るのかも？なんて思ってしまう。

内容的には明るい話じゃないのに、ホッコリしてしまうほど、人情味の溢れた話が描かれている。

各パートも簡潔でありながら、物語は終結していて、非常に読みやすかった。

最後に感動があると思ってたけど、最後もマッタリで終わったのは、少し残念やったかな？



★★★★☆

奥さんとベビーが帰って来てからのこと

仙台から奥さんとベビーが帰って来て、今日で5日目になる。

一人の時のノンビリ感に比べると、かなり忙しい。

それでも、3人家族水入らずで過ごせるのは、嬉しい。

ベビーの気管支炎の具合はなかなかよくならない…

日中はまだしも、夜中に咳き込んだりしてる。

早く治って欲しい。

奥さんもベビーがそんな具合やから、寝不足続きで、疲れてる。

早く落ち着くといいなあ…

誓約

(内容)
一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。
捨てたはずの過去から届いた一通の手紙が、 封印した私の記憶を甦らせるーー。
十五年前、アルバイト先の客だった落合に誘われ、レストランバーの共同経営者となった向井。
信用できる相棒と築き上げた自分の城。
愛する妻と娘との、つつましくも穏やかな生活。
だが、一通の手紙が、かつて封印した記憶を甦らせようとしていた。
「あの男たちは刑務所から出ています」。
便箋には、それだけが書かれていた。
一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。
究極の問いを突きつける長編ミステリー。


最近、めっきりハマってしまってる薬丸岳の小説。

今月は2冊読んだことになる。

今回は人に言えない過去を持つ男を中心に話は進んで行く。

見えない犯人と対峙する展開はハラハラドキドキで、なかなか読み応えがある。

前半は少し重々しくて、なかなか読み進まなかったけど、中盤以降はめちゃくちゃのめり込んでしまった。

最後まで犯人がわからないし、最後の最後にはどんでん返し的な展開もあって、かなり面白く読むことが出来た。

登場人物も少なく、展開もわかりやすく、非常に読みやすかった。

薬丸岳の小説は重たい内容やけど、今のところハズレはなく、どれも面白い。

これからも、もっと読んでみたいと思っている。



★★★★☆

高校野球閉幕

98回目の熱い夏が終わった。

作新学院が54年ぶりに頂点に輝いた。

実は…

後出しジャンケンじゃないけど、大会が始まる前から、作新学院が優勝するような気がしてた。

理由は…

なんとなく今年も関東の学校が優勝する気がした。

でも、横浜や花咲徳栄、関東一、前橋育英ではなく、作新学院のような気がした。

コレはちょっと自分の中でも不思議。


惜しく決勝で敗れた北海高校。

去年の夏、開会式の日に大敗した姿を覚えてただけに、今年は勝ち上がって行く姿を見て、めちゃくちゃ応援してた。

特にエースの大西くん。

清々しい雰囲気そのままの投球と態度。

本当にカッコよかった。


今年は際立った選手が少なく、盛り上がらないでは？と言われてた大会やったけど、投手戦や逆転の試合が多く、結構盛り上がったと思う。


コレで今年の夏も終わり。

この時期は少しセンチメンタルになるなあ…

これぞ「高校野球ロス」

久しぶりの家族3人水入らず

昨日、無事に奥さんとベビーが帰って来た。

飛行機の出発が30分近く遅れたり、とバタバタしたが、無事に帰って来てくれて、ホッとした。

関空から自宅に帰ったら、もう晩の7時。

ベビーを風呂に入れて、寝かしつけたり、片付けしてる間に9時に。

ようやく、奥さんと遅い晩ごはん。

晩ごはんは久しぶりのお寿司。

二人で晩酌しながら(奥さんはノンアルコール)、美味しいお寿司を堪能した。

奥さんも疲れてるのに、相手してくれた。

久しぶりに我が家で見るベビーの天使のような寝顔を見てるだけで、涙が出そうになるくらい、嬉しかった。

心配事が一つ…

ベビーが秋田に行った頃から咳をしてるらしく、仙台で病院に行った時に「気管支炎」と診断されたらしい。

昨日の夜中もかなり咳き込んでたのが、心配。

早く良くなってほしいなー。

夢幻花

(内容)
花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。
第一発見者の孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。
一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた…。
宿命を背負った者たちの人間ドラマが展開していく“東野ミステリの真骨頂”。
第二十六回柴田錬三郎賞受賞作。


東野圭吾の作品を読むのは今月2作品目。

最近読んだのが、わりと新しめの「人魚の眠る家」「ラプラスの魔女」

どちらもイマイチで残念やった。

この小説も新しめやったので、「どうかな？」って思ってたけど、面白かった。

登場人物が多めやけど、それぞれのキャラが明確で、混乱することがなく、読みやすかった。

謎の黄色いアサガオをキーワードに、色んな立場の人たちが事件解決へ向かう。

謎も後半までわからず、ミステリーとしてよく出来ていると思う。

ただし、無理に原発を結びつけるのはどうか？

その点を除けば、ほぼ完璧。



★★★★☆