海の見える理髪店

(内容)
伝えられなかった言葉。
忘れられない後悔。
もしも「あの時」に戻ることができたら…。
母と娘、夫と妻、父と息子。近くて遠く、永遠のようで儚い家族の日々を描く物語六編。
誰の人生にも必ず訪れる、喪失の痛みとその先に灯る小さな光が胸に染みる家族小説集。

同時期に奥田英朗の「向田理髪店」が発売され、ごっちゃになってた。

俺の中では奥田英朗と荻原浩はジャンルのわからない作家として存在してるので、余計に。

何気に読んでみたいと図書館予約したら、直木賞を受賞した直後に読めるとは…

人間模様が描かれた短編集。

この人間模様的な小説も奥田英朗の平成の家族シリーズに通ずるものがあるような、ないような。

感想はというと、一つ一つの短編は面白く、めちゃくちゃ引き込まれて読めた。

でも、直木賞としてはどうかなあーって感じかな。

ややインパクト不足かな？



★★★★☆