Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

その鏡は嘘をつく

2018-01-29 19:48:17 | 読書
(内容)
鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。
自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。
その頃、東池袋署の刑事・夏目は同日現場近くで起こった不可解な集団暴行事件を調べていた。
事件の鍵を握るのは未来を捨てた青年と予備校女性講師。
人間の心の奥底に光を当てる、著者ならではの極上ミステリー。


夏目刑事シリーズの新作が出るということで、早めに読んどかないと…と思い、ようやく2作目を読んだ。

前作か短編集だったこともあるけど、なかなか面白くて読み応えがあった。

相変わらず夏目刑事の洞察力の鋭さが光るが、少し出来過ぎみたいなところも感じてしまう点はやや残念。

でも、夏目刑事の優しさについては読んでいて気持ちよくて、読了後も清々しい気持ちになれる。

今まで読んだ薬丸作品が良すぎた分、やや評価は落ちるけど、まずまずいい作品だと思う。



★★★★☆

騙し絵の牙

2018-01-24 18:25:30 | 読書
(内容)
大手出版社で雑誌編集長を務める速水。
誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。
ある夜、上司から廃刊を匂わされたことをきっかけに、彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて…。
斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる!


前作「罪の声」がめちゃくちゃ良かったからずっと気になってた。

本屋大賞にノミネートされたことで手に取った。

あて書きという手法は初体験やった。

いつ大泉洋が出て来るのかを楽しみに読み始めたけど、なかなか出て来ないと思ったら、ちゃんと出て来てた。

その後は大泉洋しかイメージ出来なかった。

後半にはどんでん返し的な展開もあって、楽しく読むことが出来た。

序盤の出版業界の現状についてのくだりが少し読みにくい印象を受けたけど、中盤以降は徐々に盛り上がって行く感じも良かった。

前作に続き満点!



★★★★★

赤い指

2018-01-22 11:44:46 | 読書
(内容)
少女の遺体が住宅街で発見された。
捜査上に浮かんだ平凡な家族。
一体どんな悪夢が彼等を狂わせたの
「この家には、隠されている真実がある。
それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない」。
刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?
家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。


年末に読んだ「祈りの幕が下りる時」がめちゃくちゃ良くて、加賀恭一郎シリーズの長編が読みたくて、本作品を手にした。

現実に有りそうで無さそうな話をやけど、結末はめちゃくちゃ切ない。

現代における社会問題を散りばめられていて、色々と考えさせられる内容になっている。

いつものことながら、加賀恭一郎の鋭い洞察力に感心させられる。

大したトリックではないけど、逆に見落としてしまいがちやけど、ちゃんと気づくことがスゴいと思う。

「祈りの幕が下りる時」が映画化されたから、本作の映画化は無いと思うけど、コレも映画化して欲しかったなあー。



★★★★☆

金融探偵

2018-01-18 18:55:28 | 読書
(内容)
失業中の元銀行員・大原次郎は、再就職活動中に金融絡みの難題について相談を受けた。
これまでの経験と知識を生かし、怪事件を鮮やかに解決していく。
出納記録だけの謎めいたノートの持ち主を推理するスリル満点の「誰のノート?」他全七篇。
ミステリー連作集。


先日読んだ伊坂幸太郎と共に完全制覇を目指してる池井戸作品。

新しいのはほとんど読んだので、少しずつ遡って行ってる感じで読んでる。

元銀行員が金融探偵を名乗り、様々な難題を解決する七篇からなる短編集。

一番気に入ったのは「眼」かな?

読みやすさは相変わらずいい感じでスイスイ読める。

でも、全体的にインパクトが不足気味。

やっぱり池井戸作品は勧善懲悪の長編がいいなあーって改めて思う。



★★★☆☆

魔王

2018-01-17 07:22:52 | 読書
(内容)
会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。
自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。
五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、
何気ない日常生活に流されることの危うさ。
新たなる小説の可能性を追求した物語。


読書メーターに登録してちょうど20作目の伊坂作品。

前のをプラスすると24作品となり、一歩一歩制覇に近づきつつある。

「魔王」と「呼吸」の二つの中編で構成されている。

兄弟でそれぞれ特殊な能力を持ってるところとか、それを披露するところとかはめちゃくちゃ面白い。

この特殊能力と政治家犬養がどう絡んでいくのか?と面白くなりかけたところでトーンダウンで終わる感じ。

そのあたりがちょっと不満。

内容的には面白いのに、結末が…みたいな感じ。

「モダンタイムス」が続編としてあるみたいなので、そちらの方は期待して読んでみたいと思う。



★★★☆☆

2歳の誕生日

2018-01-15 18:01:26 | 愛娘のこと
昨日、娘の2歳の誕生日やった。

本来なら東条湖ランドのおもちゃ王国へ泊まりで行く予定にしてたけど、娘が少し前から鼻水を出してたので、おもちゃ王国は延期にした。

行ったとしても雪で大変やったかも?


1歳から2歳になるまでの一年は本当に早く、娘の成長にはいつも驚かされっぱなしやった。

だいぶ言葉も話せるようになって来たので、誕生日プレゼントにはコレを買ってあげた。



早速嬉しそうに遊んでた。

ケーキもアンパンマンのイラストつきのケーキ。

めちゃくちゃ嬉しそうにしてた。

これからの一年はもっと成長するんやろうなあ。

俺も頑張らなければ!

ブルーマーダー

2018-01-11 20:58:45 | 読書
(内容)
池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。
さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される。
池袋署の形事・姫川玲子は、裏社会を恐怖で支配する怪物の存在に気づくー。
圧倒的な戦闘力で夜の街を震撼させる連続殺人鬼の正体とその目的とは?
超弩級のスリルと興奮!大ヒットシリーズ第六弾。


去年初めて読んでハマりまくった姫川シリーズもこれで6作目。

今回はガッツリ姫川玲子の活躍の場があって面白かった。

ガンテツもなかなかいい味を出してた。

やっぱりこのシリーズは姫川玲子中心の長編が面白いなあーと改めて認識した。

菊田との関係も色々気になってたけど、決着がついてスッキリした。

猟奇的な連続殺人という、グロい部分もあったけど、読了後はスッキリ感を味わうことが出来た。

続編も楽しみ。



★★★★☆

50歳

2018-01-11 19:32:33 | 日記
昨日、誕生日でとうとう50歳になってもうた…


昨日の朝、通勤靴の中に奥さんから手紙が入ってた。

いっぱい感謝してるとか書いてあって、嬉しくて泣きそうになった。

晩は仕事で遅くなったけど、奥さん待っててくれて、買って来てくれたケーキを食べた。

幸せな誕生日を過ごすことが出来た。

まだまだ娘のために頑張らないとアカンなあー!

奥さんの誕生日などなど

2018-01-09 20:43:27 | 日記
今月、我が家は誕生日つづき。

6日は奥さんの誕生日。

10日は俺の誕生日。

14日は娘んも誕生日。

4日違いで誕生日が3つも続く。



6日は定時で帰ってケーキ買って、3人でお祝いした。


翌日の7日は娘のために購入したベビーリングを取りになんばパークスへ。

さすがにもう2歳前なので、小指でも入らなかった。

将来、ネックレスにしてプレゼントしてあげよう。


そして、同じ店で奥さんの誕生日プレゼントとして、ピンキーリングを購入。

めちゃくちゃ喜んでたし、似合ってた。


そして、俺はDIESELの香水を誕生日プレゼントとしてもらった。

ここ最近、まったく香水をつけてなかったから、めちゃくちゃ嬉しかった。


そんなこんなで幸せな日々を過ごすことが出来た。


今週末は娘の誕生日のお祝いをかねて東条湖ランドおもちゃ王国へ行くことにした。

それも楽しみー。