医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



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常に、「具体的にどうするかが」問われています

2014-07-14 02:44:13 | 編集スクランブル
★学生時代に学ぶべき大切なことは、物事を考える場合の「原則」は何かということにつねに思いを馳せることです。
56年ぶりに復刻された「派閥-保守党の解剖」(弘文堂)
著者は読売新聞グループ本社会長・主筆の渡辺恒雄さん(88)
処女作にはその人の器量や可能性が凝縮されていると言われます。
この本には政治を考える場合何が大切かが示されています。
何よりも強調されているのは、政党とは民主政治の根幹をなすものであり、自由な存在でなければならないということです。
政治はすぐれて人間的な営みです。
政治を識るには政治学はもとより歴史学や哲学、文学などに親しまなければいけません。
貪欲に学んでください。
読売新聞特別編集委員・橋本五郎さん
★世界の貧困問題。
-日本に期待することは何か?
紛争後の平和構築、防災、保健衛生など、日本が得意な分野で、特にリーダーシップを発揮してもらいたい。
安倍晋三首相は、国内外で女性が輝く社会を実現すると表明している。
男女格差の背景にある根強い伝統的価値観にまで踏み込んで新しい社会を創造できるか、注目している。国連事務総長特別顧問・アミーナ・モハメッドさん
★日本は戦後、平和国家として歩み、国際社会に貢献してきた。
日本政府は、こうした経緯や、日本に対する正確な理解が世界で浸透するように、体外発信力を強化してほしい。読売新聞の読者の声欄から引用
★誰しも苦境はある。その時に「負けない心」を培う道を示していくことが、親の本当の愛情だろう。
心が強くあることは、どんな困難にも勝てる“武器”を持ったことになるからだ。
★エジソンの母ナンシーは、失敗はとがめないが、障害(難聴)を口実に弱音を吐いた時には厳しく叱った。
エジソンは考えるようになった。
「耳が聞こえないことのデメリットを嘆くより、そのメリットを考え、実践することで道は開ける」
★勇気ある人になりたい-小中学生の98%。
善き種を伸ばす環境を大人が構築。
★現場は常に「具体的」でし。
多くの関係者がいて、それぞれの信条や利害がぶつかり合っている。
そこで常に、「具体的にどうするかが」問われています。
どんな問題であっても、そこでしか、解決のための鍵はみつからないのではないでしょうか。
アルピニスト・野口健さん。
富士山で清掃活動に取り組む。
「富士山が変われば、日本も変わる。そんなロマンを抱きながら。活動に取り組んでいます」
★「ひとりの子ども、ひとりの教師、一冊の本、そして一本のペンが、世界を変えるのです。教育こそ、唯一の解決策です」
1年目の7月12日。
米国ニューヨーク国連本部で16歳のマララ・ユスフザイさんがスピーチをした。
マフラさんはパキスタンでタリバンに頭部を狙撃された奇跡的に回復を遂げた経験がある。
世界には小学校に行っていない子どもが5700万人、女の子は3200万人。
教育を受ける権利と表現の自由を、一歩も退かず訴えつづける。
★「男たちのヒロシマ-ついに沈黙は破られた」(第三文明社)
男性14人の証言を収録。
被爆後の人生に焦点があたっている。
両親・家族を失ったことも、自身や家族の闘病、受けた差別も、全て筆舌に尽くせぬ苦しみを背負ったものだった。
戦争が、いかに残酷か。
愚かな行為か、いかに長きわたり、人を苦しめるのか。
一つ一つの実体験が、それを如実に物語る。
★20世紀の知の在り方は、専門主義・分業主義・客観主義の三つの“分離病”によって人間を置き去りにしてきた。
今求め求められるのは、世界を解釈することではなく、世界を変革していく「知の力」だ。
「知を磨く」田坂広志著











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