アメリカ人の末日聖徒を中心に中国全土に散在する外国籍末日
聖徒の地方部が組織されている。北京や上海などに末日聖徒(外
国籍)の支部が数か所あるほか、中国各地に単独ないし数名で住
んでいる会員を束ねる地方部があって、中国北京国際地方部
(Beijing China International District)と呼ばれる。この地方
部には1つの支部しかなく、北京を基点に電話会議形式で聖餐会、
日曜学校、神権会、扶助協会などが行われている。
私も昨年8月下旬にハルピンに赴任して以来、この電話会議方
式(teleconference)で毎週聖餐会に参加してきた。最後の方の
3回はハルピンに住むブラジル人姉弟と3人のグループで受けた
が、北京で運営する支部長会など執行部役員と面識がないままで
あった。それで思い切って12月20日、挨拶がてら北京の状況を知
るべく北京の教会を訪ねてみた。

金泰大厦
地下鉄13号線柳芳駅近くにある金泰大厦(ジンタイダーシア、
Golden Tower)の4階をほぼ全面的に借り切り、教会専用に使用
している。もう4,5年になり、説教壇のある礼拝堂、名前のつ
いた教室、監督室、図書教材室、掲示板などが備わりビルの中の
教会堂といった感じである。第一、第二、第三支部が使用してお
り、国際地方部も一室があてがわれている。
電話会議形式の本部は、小さな部屋で、思い描いたような施設
ではなく、ごく簡素な機器2つくらいで操作されていた。支部長
はプロボに帰っていたが、副支部長夫妻や長老定員会の会長が歓
迎してくれた。実際に顔を合わせて会って、私も彼らもお互いに
身近に感じることができた。この部屋の人数は毎週10-20人で、
見えない電話線の向こうに合計70-80人がいる特殊な支部である。
訪問の一つの大きな目的は中国籍の会員が出席する支部の様
子を知ることであった。集会所は同じビルの同じ階にある同一の集
会所で、第二支部がそれで午後3時に開会と時間的に間隙を設け
ているようであった。(現在中国の法律で外国籍の教会員が中国
籍の会員と接触することが禁じられている。また、中国籍の非会
員に宣教目的の接触をすることも禁じられている。)私も日本人
で外国籍であるから、接触しないで開会時の雰囲気だけでも感じ
とって帰ろうと待機した。しかし、迷惑をかけてもいけないので、
早めに失礼することにした。非公式に語るとも聞くともなしに、
早めに来ていた人から得たところによると聖餐会の出席が100名を
越えると知って、北京の中国籍の人たちの支部も立派に定着しつ
つあることを感じ取って帰ったのであった。
なお、第一、第三の米国人たちの支部は上海同様、平均的なワ
ード並みの規模であることが集会中廊下を歩いたことで軽く予想
できた。Blogでかねてから知っていた才媛Faye-Chang嬢にも会え
たが、残念ながら中国籍の会員の状況については知らないとのこ
とであった。
関連記事:
上海のlds教会訪問記 9.19.09
電話会議方式聖餐会 8.31.09
聖徒の地方部が組織されている。北京や上海などに末日聖徒(外
国籍)の支部が数か所あるほか、中国各地に単独ないし数名で住
んでいる会員を束ねる地方部があって、中国北京国際地方部
(Beijing China International District)と呼ばれる。この地方
部には1つの支部しかなく、北京を基点に電話会議形式で聖餐会、
日曜学校、神権会、扶助協会などが行われている。
私も昨年8月下旬にハルピンに赴任して以来、この電話会議方
式(teleconference)で毎週聖餐会に参加してきた。最後の方の
3回はハルピンに住むブラジル人姉弟と3人のグループで受けた
が、北京で運営する支部長会など執行部役員と面識がないままで
あった。それで思い切って12月20日、挨拶がてら北京の状況を知
るべく北京の教会を訪ねてみた。

金泰大厦
地下鉄13号線柳芳駅近くにある金泰大厦(ジンタイダーシア、
Golden Tower)の4階をほぼ全面的に借り切り、教会専用に使用
している。もう4,5年になり、説教壇のある礼拝堂、名前のつ
いた教室、監督室、図書教材室、掲示板などが備わりビルの中の
教会堂といった感じである。第一、第二、第三支部が使用してお
り、国際地方部も一室があてがわれている。
電話会議形式の本部は、小さな部屋で、思い描いたような施設
ではなく、ごく簡素な機器2つくらいで操作されていた。支部長
はプロボに帰っていたが、副支部長夫妻や長老定員会の会長が歓
迎してくれた。実際に顔を合わせて会って、私も彼らもお互いに
身近に感じることができた。この部屋の人数は毎週10-20人で、
見えない電話線の向こうに合計70-80人がいる特殊な支部である。
訪問の一つの大きな目的は中国籍の会員が出席する支部の様
子を知ることであった。集会所は同じビルの同じ階にある同一の集
会所で、第二支部がそれで午後3時に開会と時間的に間隙を設け
ているようであった。(現在中国の法律で外国籍の教会員が中国
籍の会員と接触することが禁じられている。また、中国籍の非会
員に宣教目的の接触をすることも禁じられている。)私も日本人
で外国籍であるから、接触しないで開会時の雰囲気だけでも感じ
とって帰ろうと待機した。しかし、迷惑をかけてもいけないので、
早めに失礼することにした。非公式に語るとも聞くともなしに、
早めに来ていた人から得たところによると聖餐会の出席が100名を
越えると知って、北京の中国籍の人たちの支部も立派に定着しつ
つあることを感じ取って帰ったのであった。
なお、第一、第三の米国人たちの支部は上海同様、平均的なワ
ード並みの規模であることが集会中廊下を歩いたことで軽く予想
できた。Blogでかねてから知っていた才媛Faye-Chang嬢にも会え
たが、残念ながら中国籍の会員の状況については知らないとのこ
とであった。
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