アラビア語 (اللغة العربية) 学習 中級の入り口に
9.11の事件以降すぐにアラビア語を学び始めて7年になろうとしてい
る。初めは井筒俊彦の古い本しかなく、初心者には取り組みにくい
教科書であった。そのうちにNHKのラジオ、テレビ講座がアラビ
ア語を取り上げ始めたので、初級のはしごが始まった。その後その
NHKの教科書を復習して今日に至っている。
そろそろ中級教材に手を染めようとしているが、なかなか難しい。
辞書が引けるようになれば中級レベルに達したと言える、と読んだ
ことがある。ということは中級の入り口はまだ遠いのかもしれない。
アラビア語の書かれた文も放送もまだまだ断片的に語を拾える程度
である。それでも語学の学習は楽しく好きなので、中級のテキスト
を探して継続していくのを生き甲斐の一つと感じている。
しかし、考えてみると何のために、どの程度の到達度を目指すのか、
自問する自分もいる。あまりにも難しく、退職を目前にして、何の
役に立つのかという疑問が頭をもたげる。言語学などの授業の中で
役立つことがあったが、あくまで断片的・表面的な域を出ない。し
かし、日本のアラビア語学習者の一人として裾野にいるとしても、
役立つことがあるかもしれないし、退職後の生涯学習として取り組
み甲斐のある対象である。気長に、粘り強く続けていこうと決意を
固めている。
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そして、何か面白いものを見つけたら、教えてください。
励まし ありがとうございます。
バッハの「マタイ受難曲」はルター訳のドイツ語。聴くだけで満足できず意味も分かるようになりたい。
誘惑です。新約ギリシャ語の勉強時間の確保さえままならないのに。
話は変わってウークドルフ長老はルター訳を読んでいたはず。ルター訳は研究の進歩に応じて改訂されてきているので欽定訳よりもずっと正確な訳。いまでもルター訳を読むのかな?
「ウークドルフ長老がルター訳を読んでいたはず」という点は大変興味のあるところです。欽定訳の問題に気づいているはずの指導者が幹部になったわけですから。
こういった話題大好きですのでよろしくお願いいたします。
アラビア語は私も学んでいた時期があります。最初は大学書林のアラビア語関連の書籍から始まってteach yourself シリーズ
などを買っていたりしました。
アラビア語は辞書を引けば一人前と言われ例の語根から派生して変化する単語を語根まで文法的に戻さなければ辞書も引けない
のには最初面喰いました。
その後は日本国内になるイスラム教団体からコーランやハディーズで日、アラビア語対訳の本を読みました。縁があって仲良くなったアラビア語を話す友人経由で新約聖書を貰ったりしました。
ヘブライ語も並行して学び始めましたがスペイン語やポルトガル語のように同じ語族ですので相乗効果でお互いの知識が役に立ちますよね。
日本語ですと韓国語やモンゴル語、トルコ語あたりが一応似た言語ではありますが韓国語でさえ基礎語彙が違いすぎ学ぶのにはかなり苦労しました。基礎語彙さえ克服すれば類似漢語が経由の単語が多くなり楽になりますが。
調べたら聖書にはもちろんアラビア語の聖書もありますがモルモン経典もアラビア語訳ちゃんとあるんですね。
ブリガムヤング大学の書店やamazon.com経由で各国語のモルモン経典も買えます。
本ではなくてもiphone を調べたらやはり各国語の聖書やモルモン経典も簡単に手に入りますね。
私の場合は新しい言語を学びたいと思ったらまず入門書を買ってきて次に聖書を購入します。理由は単純でしてロゼッタストーンのようにすべての言語が日本語聖書と書いてあることは同じですから。語学学習用として最適な本のひとつだからです。
昔は外国語を学ぶのは大変で短波ラジオを作成して聴いたり庭に専用アンテナなどを建設して必死に語学を学びおかげさまで電気、子工学関連も詳しくなりましたがましたが今はiphone やipadなどで全世界のラジオやテレビが聞けます。本当に素晴らしい時代になったと思います。
モルモン経典や聖書なども各国語で学ぶという方法ももちろん実践している方々も多いと思います。
ドイツ語は、、無謀にもカントの純粋理性批判をドイツ語で読み初めさすがに挫折しました。
米系外資系企業に勤めていたころいつも熱心に学習するモルモンの友人がいました。
なぜそこまで勤勉に勉強するのかと尋ねますと
死後復活したときにすべての知識が戻り活用できるの信じているのでいつも勉強するのですよとにこやかに答えられました。仕事上の良きライバルでもあったのでお互い励ましあい競争しながら切磋琢磨しましたね。
それを思い出し検索してみたらこういった文面がありました。
doctrine and Covenants 130 18-19
18 Whatever principle of intelligence we attain unto in this life, it will rise with us in the resurrection.
19 And if a person gains more aknowledge and intelligence in this life through his inteligence and obedience than another,
he will have so much the advantage in the world to come.
つねに楽しみながら学ぶことが大切ですよね。
アラビア語、中級の入り口にいる?と書いてから5年もたっていることに気付きました。その後Hans WehrのArabic-Eng辞書を買い、現在クルアーンとアルジャジ―ラのサイトから短い文を少しづつ解読しつつあります。やっと少し入口から中級の域に入ったところでしょうか。(毎日難しいと感じる日々が続きます)。
語学と言えば、ラテン語も並行して少しづつ学んでいます。呉茂一「ラテン語入門」(岩波書店)から。
kenさんが言われるように、今はインターネット上から大いに助けられて勉強できるので、助かっています。クルアーンの対訳ページ、翻訳のページなど。翻訳では http://translate.google.com が重宝しています。あくまで道具で、すぐ答えが出るわけではないですが。
隣国の韓国語に取り組んだ時期がありましたが、あれもこれも続ける能力はなく、今はハングルが読める程度で、語彙・文法はすっかり記憶が薄らいでいます。
また、折に触れて交流し、いろいろ教えてもらえれば有り難いです。