最近ある末日聖徒系の掲示板で注目した言葉。
発言者は米国在住。
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常々思うのですが、モルモン文化で評価すべき
は3つあると言えないでしょうか。
(1)芸能がさかんであること。芸術と置き換
えてもいいのですけども、代表はモルモン・タ
バナクルクワイヤですね。芸術・芸能で相互理
解が深まります。
(2)ビジネスがうまいということ。基本的に
は勤勉でいろいろな分野の教育を大切にしてい
るからでしょうね。諸国に派遣される宣教師も
貴重な役割をになっていると思います。
(3)いい意味でも悪い意味でも啓蒙主義だと
いうことですね。「われらは・・・徳高いこと、
好ましいこと、あるいは誉れあることや称賛に
値することがあれば、これらのことを尋ね求め
るものである。」別の言葉で言えば「向上心」
でしょうか。
上の三つは日本社会でも十分に通用するので、
モルモンもこういうところを自覚して浸透する
といいかと思うのですが、じつはなかなかそう
簡単には浸透しない理由もいくつかあるわけで、
その辺も考えるとまた面白い展開になるのかも
しれません。
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[コメント] アメリカでモルモン教徒が割合評
判がよく、教会のイメージもいい方であると聞
くのは、確かに上のような要素が働いているか
らだろうと思います。(1)については、南カ
リフォルニアにも名の知られた合唱団の活動が
続いていた(現在も?)と聞いています。
また、
分野が違いますが学術面でもレベルが高く、評
価すべき点に加えることができそうです。近年、
アメリカのメディアでこの教会の特集がしばし
ば組まれ、好意的に扱われているのは(2)(3)
の要素もあいまって注目されているからなので
しょう。日本ではまだ目立たない少数派の域を
出ない状態だと思われます。
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