情熱の薔薇

天幕旅団主宰:渡辺望が傾ける様々な情熱。

「見世物の矛盾」の情熱

2009-02-07 12:19:59 | Weblog
演劇って、見世物であって、お客さんが居て始めて成立するものだ。

なので、当然僕らは、見せるために稽古をし、見せるために本番を迎える。

なのだけれど。
これが大きな自己矛盾なのだけど、「是非見に来て!絶対面白いから!」と人に勧める事に抵抗がある。

演劇に限らず、映画にしろ音楽にしろ、そこには必ず「好み」というものが存在していて、自分が面白いと思っても、人が面白いと思うかどうかはわからないのだ。

なので、「お暇とお金に余裕があったら、来てもらえたら嬉しいです」とは言えるのだけど、「絶対面白いです!損はさせません!」とはなかなか言えない。


自分が作・演出をしている舞台でさえ、「僕は面白いと思うんだけど、皆さんはどう?」ぐらいの恐る恐るなスタンスなので、客演したりすると、その感覚はますます強くなる。

ましてや、参加する作品によっては、「これ大丈夫?」って思う事もあるわけで。

そしたらもう、見に来てもらうどころか、宣伝することだって憚られる。
自分がどうかなあ?と思っているものを、「面白いから!」とは勧められないし、逆にこっちの感覚を疑われかねない。


例え自分が参加している作品でも、ジャッジは厳しく、客観的でなければと思うのだ。

「地中船」の情熱

2009-02-05 23:06:58 | Weblog
開業当時、渋谷と池袋を今更結んでどうするのか?JRでいいぢゃない、と思っていたけれど。

新宿通らずに、新宿三丁目を通るなんて不便だわ、と思っていたけれど。

副都心線。


今、稽古が板橋区なので、たまに乗る。

渋谷の地下に降りて行くあの宇宙基地みたいな感じに、ちょっとわくわくしてしまう。

新宿三丁目から新宿駅までも、ものすごい遠いってわけでもなく。

意外と便利かも、と思い直したりして。


でもまあ、今回の稽古終わったら、向こうの方行く用事もないんだけど。

「贅沢者」の情熱

2009-02-03 22:46:18 | Weblog
食べ物は食べられればなんでも美味しいと思うし、ファッションもホントにセンスがないので着られればなんでもいい。

食にも衣にも、お金を使わない。

趣味と呼べるものもないので、出費といえば専ら芝居ぐらいのものだ。


なんだけど。

どうしても我慢できず、気がついたらたくさん買ってしまうのが、CD。

ふらりと入って視聴したら、あれもこれもと欲しくなる。

待ち合わせで、少し時間があるからと、なんとなく入ったら、もうダメだ。

気がついたら、こんなに。

散財。。。

「僕の右手」の情熱

2009-02-01 23:29:07 | Weblog
最近、ちょっと暖かいなあと思ってたけど、今日はうんとこさ寒かった。


で、そんな寒さを乗り切るこの冬のお気に入り。
昨年末にヴィレッジバンガードで購入。

暖かさよりまず、これをはめるだけでなんかわくわくしてしまう。

ちょっと見せびらかし目で歩いてみたりして。


ただ、手袋したままだと、iPODの操作が出来ないのがたまにキズ。