情熱の薔薇

天幕旅団主宰:渡辺望が傾ける様々な情熱。

「荒川」の情熱

2009-01-11 12:27:27 | Weblog
足立区に行く。
日暮里・舎人ライナーに乗る。
初めて。

かつて大学に通っている頃に、モノレールが開通して随分と便利になったけど、その感じとちょっと似てる。

でもこちらは完全無人らしい。
そんな近未来感は全くないけど、でもなんかすごい。気がする。


そして駅。
荒川沿いを歩く。

街にはそれぞれ、その場所の持つ空気みたいなものがあるけど、ここにも、独特の空気がある。


滞在時間はとても短かったが、貴重な体験。

初めての場所に行くというのは、やはりいいなあ。

「先輩」の情熱

2009-01-09 17:57:16 | Weblog
「会える時に会っとかないといつ会えるかわからないから。」
向かい側に座ったひげ先輩は、ハンバーグをつつきながら笑った。


今度ご飯でも、なんて言うけど、実際にご飯に行く事はあまりなかったりする。

でも、ひげ先輩からそんな言葉をかけてもらったら、なんとしてでも行きたい、と思ってしまうのだ。


無理を言って、こちらの稽古後にちょっとだけど時間を作ってもらう。

僕は、嬉しくて舞い上がってしまう。

久し振り(といっても、つい先月まで一緒に芝居作ってたんだけど)に会ったひげ先輩は、やはりきらきらした目で笑う。

それはまさしく、あこがれというものなのだ。

「お洒落タウン」の情熱

2009-01-07 08:33:59 | Weblog
そういえば先日、六本木ヒルズに行く。

おしゃれタウン六本木。ホントに縁のない六本木。

僕は去年に一度、用事のついでに行った事があったのですが、相方は行った事がなく。

なんだか急に、連れていこうと思い立ち。


見せたかったのはこの景色。



ビルの一番上のからの眺め。
「すげー」「すげー」しか言葉出ず。


そして、隣りにはテレビ朝日。
でかいドラえもんがお出迎え。



アイスを食べる。
鉄板の上で作る、歌うアイス屋。



そんなおしゃれタウン、六本木。

「歩く」の情熱

2009-01-05 23:32:44 | Weblog
劇団の稽古初め。

まずは時間をかけて、じっくりといつものメニューをこなし。

間が空くと、すぐに身体は鈍っていきます。
日々、動かしておかないと。日々、動いていないと。
と、実感することしきり。

んで、やってみたい演出の実験を。
次回興行では、「歩く」というのをひとつのキーワードにしたくて。
「歩き方」の実験をいくつかやりました。
ふむふむ。

「WALL・E」の情熱

2009-01-03 20:00:00 | Weblog
いつ以来だろうか。ホントに久々に映画館へ。
ずーっと気になってた映画、「WALL・E」を見に行きました。

元々、ピクサーの映画は大好きで、「ニモ」とか「インクレディブル」とか、大興奮しながら見たんですが、
今回のも、もうキュンキュンしながら見ました。

地球に一人残されたロボットっていう設定自体でもうなんだか泣けてしまう。
予告編を見ただけでうるうる来てしまってたんですが、本編もやっぱり泣けた。

で、すごいなあと思ったのは、後半、予告編を見て想像してたのとは全然違う展開になっていったこと。
ちゃんと物語に引き込まれて行って、ハラハラわくわくしながら見ちゃいました。
本編も、そして予告編も、よく出来てるなあ、と感心することしきり。

主人公達は全くしゃべらない映画。
だけども、彼らが動いてる姿、目の動きを見てるだけでキュンキュンしちゃうんだなあ。

いい映画でした。

「年頭のご挨拶」の情熱

2009-01-01 22:00:00 | Weblog
新年あけましておめでとうございます。
2009年になりました。

なんだか、歳を重ねる毎に、一年という時間が早く過ぎるようになってる気がします。
あっという間。

そんなあっという間の中で何ができるのか。
時間を大事に、色々やっていかなきゃと思うのです。


さて、笑劇ヤマト魂の2009年は、「飛躍」の年にしたいと思っております。
あ、それを「ジャンプ」と言い換えると、すごく僕らっぽいかもしれません。


本興行は二本。
夏と冬、ファンタジーと歌舞伎をそれぞれ一本づつお届けします。


まず、夏はファンタジー。
本歌取りファンタジーと銘打って書いた初めての作品。2003年に上演した、「Heavens」を再演します。

不思議の国のアリスをモチーフに描いたダークファンタジー。
再演を希望する声が最も多く、また、僕らもいつか絶対再演しよう、と思っていた作品が、満を持して登場です。

なんと、劇団としては本興行20本目。
大っぴらに言うものでもないような気がするので、こっそりお祭のつもりでやろうかと思ってます。


そして、冬は恒例の年末大歌舞伎。
派手に暴れられるような、新作を書こうと思ってます。

舞台も客席も、ひとまわり大きな劇場に進出します。
劇団も成人を迎えてひとまわり大きく、攻めていきたいなあと思ってます。


どうぞ本年も、笑劇ヤマト魂をよろしくご贔屓下さいますよう、深くお願い申し上げます。

2009年が、皆様にとってよい年でありますように。