夏の間から空中で群れていたウスバキトンボ。
今見られる個体は、日本生まれでしょうかね。
東南アジアから渡ってきて、繁殖を繰り返しながら北上していくというトンボです。
ウスバキトンボって、海を越えて渡りができるほどなので体がとっても身軽です。
捕まえると、胸部のへなへなさにびっくりします。それだけ軽量化しているということです。
だからずっと飛び続けることができるので、ほとんどとまることがありません。
それが台風一過で飛び疲れたのか、とまっているウスバキトンボが何頭かいました。

カメラを回り込ませてもじっとしています。
軽量ゆえに、強い風にきりきり舞いさせられたのかな。
さすがのウスバキトンボもお疲れのようでした。