★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

富士市の巨木 - 横割八幡宮のクスノキ

2013-04-05 | 富士市の巨木

富士駅の南、横割八幡宮のクスノキです。
昨年4月に、市指定天然記念物になりました。市内では、一番最近に指定された木です。
街中で大きく枝を広げているので、遠くからでも目立ちます。



すらっとまっすぐ伸びた木ですね。



根元の太さを人間と比べるとこれぐらいです。
看板では胸高周囲が5m16cmですが、測ってみるとさらに太くなっていました。
でもクスノキとしては、これでもまだ細いほうで、この木よりももっと太い天然記念物に指定されていないクスノキが他にもあります。これからの成長を期待しての指定とのことでした。

富士市の巨木 - 常盤家のイヌマキ その2

2013-04-04 | 富士市の巨木

常盤家には、天然記念物のイヌマキ以外にも、もう1本のイヌマキがあります。
こちらのイヌマキの方が樹勢があって大きいです。



下から見上げると、大きさをさらに実感しますね。



こちらの幹も、縄文杉のような貫禄があり立派です。
邸宅の裏側にあるので、常盤家を訪れたときは裏までまわってみてくださいね。

富士市の巨木 - 常盤家のイヌマキ

2013-04-03 | 富士市の巨木

昨年3月に改めて富士市指定天然記念物となった常盤家のイヌマキです。
注連縄が巻かれて貫禄のあるイヌマキです。



縄文杉のような風格がありますね。
常盤家は、富士川渡船の名主であり、旧東海道の間宿である岩渕の小休本陣でもありました。
現在の建物は、江戸時代末期に建てられたとされていて、国登録有形文化財です。この建物は、無料で拝観できます。
また、女優の常盤貴子さんのお父様の実家なのだそうです。


富士市の巨木 - 岩淵一里塚のエノキ

2013-03-14 | 富士市の巨木
旧富士川町岩淵にある、旧東海道の一里塚。
その上にはエノキが植えられています。



江戸日本橋から数えて三十七里目。
左右セットで残る一里塚は、もうほとんどないようです。
なので県指定史跡になっています。



西側の一里塚のエノキのほうが立派です。
大きく枝を伸ばしていました。

この一里塚は、岩淵と中之郷の境にあり、往事には名産品「栗ノ粉餅」を売る茶店が並んでいたのだとか。
大きく枝を広げたエノキの下で、旅人たちは一時の休息をとったのでしょうね。



東側の一里塚のエノキは枯れてしまったので、現在あるのは二代目なのだそうです。

今もひっきりなしに車が通る道です。
ずっと行き交う人々を見続けてきたのでしょうね。

富士市の巨木 - 慈林寺のイヌマキ

2013-03-04 | 富士市の巨木
旧富士川町の天然記念物だった巨木は、富士市との合併に伴って新たに富士市指定天然記念物になっています。
その1つが、慈林寺のイヌマキです。



高さはそれほどではありませんが、なかなか貫禄のあるイヌマキです。
幹が途中で3本に分かれているのが、そう感じさせるのかもしれません。



真新しい説明看板が立てられています。
移植された木だったんですね。



富士市の巨木 - 瑞林寺のモッコク

2013-03-01 | 富士市の巨木

境内奥の池に、枝を張り出して立つモッコクがあります。
市指定天然記念物のモッコクです。
なかなかの大きさですね。



向かいから見ると、見事に広がった枝振りです。
庭園の「主」ですね。



近くで見ると、絡まるように枝が伸びています。
とても立派な木ですね。

この瑞林寺、黄檗宗の寺院です。
富士市内では珍しい宗派ですね。
富士市の歴史で見ると、富士川の氾濫をおさえる雁堤を作った古郡氏の菩提寺です。
古郡三代の二代目重政が流された寺を復興し、後に三代目重年が宗派を変えて再興したのだとか。
そんな歴史をもつ寺院に合うモッコクでした。

富士市の巨木 - 瑞林寺のヒイラギ

2013-02-27 | 富士市の巨木

瑞林寺のヒイラギも、市指定天然記念物です。
そんなに高い木ではありません。



でも幹は貫禄がありますね。
寺の敷地内で通路の脇なので、この大きさが限界なのでしょうか。



葉は、老木のため鋸歯が無くなってつるっとした葉になっています。
若い枝の葉は、少し尖った鋸歯が残っています。でも、若い庭木の葉と比べると、そんなに鋭くありません。
木も歳をとると丸くなるということでしょうか。



瑞林寺には、墓地の脇にもヒイラギがあります。
こちらのほうが、樹勢があって大きいですね。
後ろのイチョウからは、たくさんのギンナンが落ちていました。

富士市の巨木 - 曽我寺のスダジイ

2013-02-25 | 富士市の巨木

曽我寺にはもう1本市指定天然記念物の巨木があります。
本殿の横にあるシイの木です。



脇を流れる凡夫川の方へせり出すようになっているものの、老木なので支えをしてあります。



支えの下から見上げると、さすが貫禄がありますね。



老木で痛みも目立ちますが、若い枝もたくさん出ていました。
やがてこの枝が太くなり、幹の世代交代をしていくのでしょうね。

富士市の巨木 - 曽我寺のカヤ

2013-02-24 | 富士市の巨木

富士市の西側にある巨木を見てきました。
まずは、曽我寺のカヤです。
市指定天然記念物の木です。



カヤの根元には、日本三大仇討ちの一つ「曾我兄弟の仇討ち」の曾我兄弟の廟所と銅像があります。
能や歌舞伎の演目としても有名ですね。
兄弟の墓所は、いろいろなところにありますが…。



下から見上げると、大きさを実感します。
目通りの周囲を測ると4.4mでした。なかなかの巨木ですね。

富士市の巨木 - 医王寺のマキ

2012-02-05 | 富士市の巨木

検索で「富士市の巨木」を探していてこのブログに来る方が結構います。
で、画像整理をしていたら、まだアップしていないものがあったので、カテゴリーの整理のついでにアップしておきます。

毎年富士市の巨木を巡る観察会を行っていますが、その初回、2009年に行った医王寺のマキです。
種としては、イヌマキになります。



画面に収まらない大きさでした。
樹高28m、目通り2.9mの大木で、市指定天然記念物でもあります。



樹勢は旺盛でした。
小高い丘の上にあり、医王寺を見下ろすような感じで生えています。



薬師堂越しに全体像を見ることができました。

目に御利益のある木造薬師如来座像や、山本勘助の供養碑、それに見事な湧水池のある寺院です。
ぜひ訪れてみてください。