★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

芝生の上に点々と

2010-11-30 | 自然観察(哺乳類)
浮島ヶ原自然公園の芝生はすっかり枯れ草色になりました。
その芝生に、点々と土の山が。



モグラ塚です。
直線上に並んでいるので、トンネルの経路がわかります。

夏に見た死体からみると、公園のモグラは体の大きいコウベモグラです。
どうにかモグラの観察ができないかなと考えています。どうしたもんかな…。

街中のインコたち

2010-11-29 | 自然観察(鳥)
土日に東京に行ってきました。
神社めぐりをしてきましたが、ある神社の境内で騒がしく鳴く鳥たちを見つけました。

大半は、おなじみヒヨドリでしたが、その中からちょっと違う鳴き声が。



見上げてみると、ワカケホンセイインコでした。
最近、東京で増えている外来種のインコです。かご抜けしたものが繁殖しています。



名前の由来である首の輪模様が目立たないので、メスだと思います。



きょろきょろとあたりを見回しながら、ずっととまっていました。
他にも数羽いて、長い尾羽を見せながら飛んでいく姿も見られました。
ちょっと神社の風景には似合わない姿ではありました。
異国の地で、がんばって生きてはいるんですけどね。

寒空の下で

2010-11-28 | 自然観察(植物)
すっかり枯れ草色になった浮島ヶ原自然公園で、今も黄色の花を咲かせるブタナ。



花がほとんどない公園で、目立っています。



帰化植物ですが、寒さにこんなにも強いとは。
ヨーロッパ原産で、和名の由来がフランスの俗名「ブタのサラダ」の直訳とのこと。
考えてみれば日本より緯度の高いところの植物なので、寒さには元々強いのでしょうね。

甦り観音桜

2010-11-26 | 自然観察(植物)
鵜無ヶ淵神明宮の近くにある観音堂に「甦り観音桜」があります。
樹種としてはソメイヨシノになります。



この桜、老木となって枯れてきたので、20年ほど前に3mほどの高さで切られました。
ソメイヨシノの寿命は約80年です。ですのでもうだめかなと思われていましたが、8年ほどして新しい枝が出てきて、腐ってできた中心のうろに根を下ろしてきました。
現在は、元々の木のうろから新しい枝が伸び、毎年花を咲かせているそうです。

元々の幹は、やがて朽ちていくと思いますが、こうして木も世代交代していくんですね。

富士市の巨木番外編 今宮浅間神社の切り株

2010-11-25 | 富士市の巨木
今宮浅間神社の鳥居脇には切り株があります。



この神社にはよく行くんですが、今まで気がついていませんでした。



横から見ると、残っているのはわずかだということがわかります。
ということは、元はかなりの大きさであったことが想像できます。
地域の古老の話によると、真ん中のうろの中で子どもが相撲をとれる大きさだったとか。
相当な太さですね。



今は、前の道路の整備に伴って切り取られ、かなり小さくなってしまっています。
でも新たなスギの若芽が中から育っていました。
こうして世代交代していくんでしょうね。

富士市の巨木 今宮浅間神社のスギ

2010-11-24 | 富士市の巨木
今度は今宮浅間神社のスギです。



大きく2つに分かれています。
2本ともかなりの太さです。



樹皮は、大きくねじれています。
迫力がありますね。



上を見上げると、まっすぐに伸びています。
とても勢いを感じさせますね。



違う角度から。
下の人間と比べると、かなり大きいことがわかると思います。
浅間神社には、大木のスギがあるところが多いですね。北口本宮冨士浅間神社や河口浅間神社に立派なスギがあります。



幹には着生した木の芽やシダがありました。
森を見守る存在としての風格があるように感じられました。

富士市の巨木 鵜無ヶ淵神明宮のシイ

2010-11-23 | 富士市の巨木
鵜無ヶ淵神明宮には、もう1本の巨木があります。
斜面にそびえ立つスダジイの木です。



クスよりは小さい木ですが、自分はこちらのほうが雰囲気があって好きですね。



幹は、中心が腐って空洞になっています。
大きな木は、そうなってしまっているものが多いですね。
このシイは、細くなっているところもちゃんと生きていました。



幹を見上げると、大きくねじれています。
風格のある幹ですね。



幹は、かなり上まで太くなっていました。



枝の広がりがすごいです。
重量感のある木ですね。



横から見ると、斜面に対して根をしっかりと張って立っていることがわかります。
長い間、風雨に耐えてきたんでしょうね。
そんな力強さを感じました。

富士市の巨木 鵜無ヶ淵神明宮のクス

2010-11-23 | 富士市の巨木
鵜無ヶ淵神明宮のクスです。拝殿の裏側にあります。



根本で4本に分かれています。



根本は苔生していて、かなり太いです。
樹高は25m、目通りが7.75mです。



上を見上げると、枝が広がっていてより大きく感じられます。
ツリーハウスを乗っけたら楽しいかも、なんて思ってしまいました。
御神木に対して失礼ですね。
木漏れ日がきれいな木でした。