★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

バリ博物館の鳥

2010-08-31 | 自然観察(鳥)
バリ美術館の庭に来ていた、つがいの鳥。



調べてみたところ、ヘキチョウ(碧鳥)でいいようです。
頭が茶色の方がメス。



頭が白い方がオスです。
英名では「White-headed Munia」と言います。



つがいで仲良くエサをついばんでいました。
群れやつがいで行動することが多いようです。

日本でも飼われていたものが逃げ出した個体が住み着いているようですね。
文鳥の仲間として愛玩されるようです。

レギャンからクタの海岸の花

2010-08-30 | 自然観察(植物)
サーファーが多いビーチには、この花が多く咲いていました。
熱帯の海岸に多く咲くグンバイヒルガオです。葉の形が軍配に似ていることから名付けられました。
学名の種小名では「pes-caprae」(ヤギの足)と葉の形を表現しています。



薄いろうと状の花が咲いていました。
昼過ぎなので、ちょっとしぼみかけていますが。



日本のハマヒルガオは、ヒルガオ属ですが、このグンバイヒルガオはサツマイモ属です。茎の感じが見慣れたサツマイモに似ていました。

種は水に浮き、潮に乗って広がっていくそうですね。
日本では、鹿児島以南の海岸で生育しています。

南国の花 プルメリア

2010-08-28 | 自然観察(植物)
バリ島でもジャワ島でも、いたるところにプルメリアの木が植えられていました。
肉厚の花弁と香りが、いかにも南国といった感じですね。



「プルメリア」は、キョウチクトウ科プルメリア属の植物の総称です
葉の形がたしかにキョウチクトウに似ていますね。
いろいろな色の花を咲かせる種類がありますが、この白地に黄色のプルメリアが多かったです。

折れやすいので、風が吹くとけっこうな数の花が落ちています。
でも花弁が厚いので、形がそんなに崩れません。
なので、女性が髪に挿して飾ったり、寺院の像を飾ったりするのに使われていました。



こんな薄いピンクの花もあります。



もっと濃いピンクの花もありました。
ハワイではレイにも使うそうですね。

ゴア・ガジャの魚

2010-08-27 | 自然観察(魚)
石窟寺院のゴア・ガジャの湧水池にいた魚たち。
おなじみのコイもいましたが、目立ったのがこの白いティラピアです。



日本でいう錦鯉のような扱いですね。
他の池でも様々なティラピアを見かけました。

「ティラピア」は、主にスズキ目シクリッド科に属する魚の総称です。
東南アジアではタンパク源として利用されていて、タイには食料源として今上天皇が贈ったこともあります。(華僑は「仁魚」と呼ぶそうです)
本屋に行ったら、養殖に関する本がたくさんありました。

日本でも食材として導入が図られましたが、あまり定着しませんでした。
そして、逃げ出したものが増えてしまい外来種として問題になっていたりします。

朝からよく鳴いていました

2010-08-26 | 自然観察(鳥)
朝からよく鳴いていました。
白地に眼の周りが黒い鳥です。
そのまま「メグロヒヨドリ」といいます。学名はPycnonotus goiavier。
バリ島では、どこでも見かける鳥で「Cerukcuk」と呼ばれています。その名の通り「チュルチュッ!」と鳴く声がよく聞こえました。
日本のヒヨドリよりは、いい鳴き声です。



これは、つがいかもしれません。
2羽で鳴いている姿をよく見かけました。
英名は「Yellow-vented Bulbul」。
確かにお尻が黄色ですね。

こちらのトンボも調べてみました

2010-08-25 | 自然観察(昆虫)
バリ島のあちこちでみかけたこの腹が細いトンボ。
いろいろ調べてみました。



名前は見た目通り「ハラボソトンボ」(学名:Orthetrum sabina)。
日本でも、南西諸島と九州の一部で見られるそうです。
さらに東南アジアだけではなくて、中国南部、中近東、アフリカ、オーストラリアまで生息しているとか。
かなり広い分布域なんですね。



飛び方といい、雰囲気といい、おなじみのシオカラトンボに似ているなと思ったら、シオカラトンボ属でした。納得です。

プランバナン寺院のシジミチョウ

2010-08-24 | 自然観察(昆虫)
世界遺産プランバナン寺院がある公園で見かけたシジミチョウ。
たくさん飛んでいました。



日本でよく見るヤマトシジミと比べると、翅裏の青みが弱い感じ。
ちょっとオレンジがかっていますね。



こんな翅がボロボロのチョウもたくさんいました。
羽化してから時間が経っていたんでしょうかね。

先日載せた赤いトンボを調べてみました

2010-08-23 | 自然観察(昆虫)
バリのティエルタ・エンプルで見かけた真っ赤なトンボ。
名前を調べてみました。



その名は、フレクトゥアンスアカスジベッコウトンボ(学名:Neurothemis fluctuans)…でいいと思いますが、種小名は合っていないかも。
ともかくアカスジベッコウトンボの1種です。
台湾から東南アジアにかけて分布しているようですね。
日本の絶滅危惧種ベッコウトンボとは異なる属です。

日本では2006年に与那国島で発見されて、繁殖もしているようですね。

ホテルの壁にはヤモリが

2010-08-23 | 自然観察(爬虫類)
本日、バリより帰国しました。
撮りためた画像があるので、少しずつ紹介していきます。

まずはホテルの壁にいたヤモリ。
バリではいたるところで見られます。蚊などの害虫を食べてくれるので、大切にされているようです。現地では、「チチャ」と呼ばれているようですね。
和名はヒラオヤモリ。東南アジア各国に分布しているようです。

調べてみたら、他の爬虫類のエサ用に輸入されているようですね。
それだけたくさんいるヤモリのようです。